グローバルボーイズグループ・JO1のファーストアルバム発売と、初オンライン単独ライブの開催が決定し、「JO1 アルバム発売&オンライン単独ライブ開催決定 概要発表&取材会」が10月5日(月)に都内で開催された。
まずは、会見の司会を務めるかまいたちが登場。すでにJO1とは何度か共演している彼らだが、「JO1と1番仲がいい芸人」と山内が自称すると、濱家が「JO1と仲良くなっておこうとしている芸人」と訂正。
JO1の印象について、「裏表がなく、みんな良い子」と褒め、さらに「吉本が初めて“正解”を出した」と絶賛する。
「JO1のファン・『JAM』が僕らの応援もしてくれるようになって、おかげで僕らのファン・『バター』もすごく喜んでいる」と、お決まりのボケを差し込んで笑いを誘った。
メンバーが登場し、一斉に鳴り響くシャッター音に、濱家は「こんなにたくさんの記者って、僕ら、見たことないですからね!」と感嘆の声。山内が「僕らが会見するときは、この5分の1くらいで、全員知っている人」と、自虐ネタで場を和ませた。
3月のデビューからこれまでを振り返り、「約7ヵ月、あっという間だった」と、與那城奨。「最初はそわそわしていたけど、メンバーみんな、だんだんと落ち着いてきた気がする」と語ると、これに同意した濱家は「『ネプリーグ』で会った時は全員何もできなかったのにね」と懐かしんだ。
もともとバックダンサーとして活動していた川尻蓮は「自分がメインになることで、その分感じる責任はすごく大きくなって、こだわりも強くなっちゃったなって思います」と、心境の変化を語る。
真剣に話を聞いていた山内が「やっぱり、小林幸子さんの後ろで踊るのとは全然違う?」と唐突に問いかけると、メンバーは大爆笑。「見たことある?小林幸子さんの後ろで若い男の子が踊ってるの」と、濱家から冷静なツッコミを受けた山内は「こっち側の情報が間違っていたみたいです」と、台本を訝(いぶか)しげに見つめ、さらなる笑いを呼んでいた。
「これまで会った著名人の中で『正真正銘、この人スターだな!』と思った人は?」という質問に、河野純喜は「バラエティでもすごく面白くて、ずっと笑いが溢れているなと思います。かまいたちの山内さん」と、山内を単独指名。
相方・濱家は、あからさまに省かれたことにツッコむが、「JO1は、前からかまいたち見ていてくれた子が多いよね」と、満更でもない様子。「特に(川西)拓実は、ずっと変わらない。ただ…(白岩)瑠姫は、だんだん離れていってる」と、恨めしそうに白岩を見つめていた。
同じく、スターだと感じた著名人を聞かれた佐藤景瑚が、「本当にお世話になっていて、ツッコミも面白くて、『ネプリーグ』とかでもお世話になった…」と始めると、かまいたちの二人は揃って「おおっ!」と、前のめりになっていく。そんな二人の期待を裏切るように「…ミルクボーイさん」と回答した佐藤は、肩を落とすかまいたちから総ツッコミを受け、満足げな表情を浮かべていた。
11月25日(水)に発売されるファーストアルバム「The STAR」について、金城碧海は「名前の通り、輝く星=JO1に出会える、というコンセプトになっています。自分で聴いても『僕たち、輝いているな』と思ってしまうくらい…」と、自画自賛を織り交ぜつつ説明する。
今回のアルバムにはオーディション中の課題曲も収録されていると大平祥生が説明。お気に入りの曲を聞かれた鶴房汐恩は「全部が素晴らしい中で、僕のお気に入りは『SAFETY ZONE』。女性を守るぜ、というテーマの曲なんですけど、序盤はずっとボーカルが続くんです。『ラッパー陣はラップせえへんのかい!』と、思ったら最後にラップがバァンと登場するので、素晴らしいです」と、“ラッパー陣”の一人として、ドヤ顔が隠せない様子。
関西弁全開の鶴房に、かまいたちの二人は「勢いがすごい。『するんかと思ったらせえへんのかい!』の、ドリル(吉田裕が吉本新喜劇で披露するギャグ)みたいやな」と呟いていた。
続く白岩は、今回のアルバムが冬に発売されることを理由に、オーディションの課題曲でもあった「Happy Merry Christmas」を推薦。「ロマンティックなラブソングなんですが、僕がオーディション中にセンターを務めさせていただいた曲でもありますし、今日も来るときに聴いてきたくらい、好きな曲です。冬にぴったりな曲です」と紹介した。
今回のアルバムでセンターを務めるのは川西。それにあたって髪色を明るくしたと話すと、佐藤が唐突に「星の王子さまです!」と声を上げる。「誰が?拓実が?」と問いかける濱家に、佐藤が「いや、みんなです」と答えると、なんともいえない微妙な空気が漂う。こういった佐藤の特徴をよく知る濱家が「なんで今それ言うたん?」とツッコみ、「景瑚は本当に、いらんタイミングでいらんこと言うからなぁ」とぼやくと、会場に爆笑が起こった。
センターを務めることについて「嬉しい気持ちと同時に、責任感も生まれる。これまで以上に緊張感を持って練習をしています」と川西。センターの発表方法を聞かれ、「パートが決まって、その後、LINEで…」と明かすと、「LINEなん!?」と驚きを露わにし、「みんながおる中で『今回のセンターは…拓実!』みたいなのじゃないん!?」と拍子抜けした様子のかまいたち。
初回限定版は3人または4人のユニットに分かれたジャケットや特典が展開されていることについて、「誰のがどれだけ売れているとか、すぐわかっちゃうな」と、身も蓋もない感想を口にして笑いを誘う濱家。與那城が「今回、ちょっとギクシャクしますね」と続けると、メンバーは大爆笑。
「初回限定版の特典映像内で泣いたメンバーがいるって聞いたけど…」と、かまいたちが明かすと、小さく手を挙げたのは川尻。「何があったのか聞いてもいい?」と言われ、「恥ずかしいから言いたくないです」と縮こまる川尻に、濱家が「可愛いわぁ…。全然…キスできるわ」と漏らし、会場は大爆笑。
一方の山内は「大男の先輩がそんな…キスできるとか…怖い…」とドン引きしていた。
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