2020年、大好評を博した増田貴久主演のミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」の再演が決定。11月に東京・東急シアターオーブ、10月に大阪・オリックス劇場にて上演されることが発表された。
トニー賞7冠獲得の傑作ミュージカルの日本版が再演
ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」は、1961年の初演以降1417回のロングランヒットという記録を打ち立てている傑作ミュージカル。1962年のトニー賞では、最優秀ミュージカル作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞、製作者賞、演出賞、指揮・音楽監督賞の7冠を達成し、大きな注目を集めた。
1995年にはマシュー・ブロデリック主演でリバイバル上演、さらに2011年
にはダニエル・ラドクリフ主演で再び上演され、トニー賞8部門にノミネートされるなど、世代を超えて愛される名作だ。
日本では2020年9月、増田主演で、2011年版クリエイティブチームの1人であるクリス・ベイリー氏の演出・振付による新演出のもと上演。初めて海外ミュージカルに挑んだ増田は、抜群の歌唱力と表情豊かなダンスを十二分に魅せ、ポジティブなエネルギーに満ちたフィンチ役を好演し、大好評を博した。
増田貴久のほか各世代の実力派キャストが集結!
待望の再演には増田をのほか、「レ・ミゼラブル」エポニーヌ役や「天保12年のシェイクスピア」「VIOLET」などミュージカル作品に多数出演し活躍目覚ましい唯月ふうか、アーティスト“YOUYA”としても精力的に活動する松下優也、舞台・ドラマ・バラエティと幅広く活躍する女優・雛形あきこ。
俳優だけではなく振付師としても多くの作品を手がける黒須洋嗣、劇団四季「マンマ・ミーア!」などミュージカル作品に活躍の場を拡げる林愛夏、アーティストや俳優として多方面で精力的に活躍するブラザートム、そして元宝塚歌劇団花組トップスターで、緩急自在な歌唱力が高く評価される春野寿美礼、ミュージカルを中心に舞台や映像作品にも出演多数、卓越した実力と存在感を光らせる石川禅と、多彩なキャストが集結。
<増田貴久「あ、そういう口していたんですね!」コロナ禍の稽古で“顔の下半身”を目にした驚きを明かす>
<増田貴久 出世したと感じたのは「お気に入りの靴を白黒で買ったとき」>
ビルの窓ふき清掃員から大企業の幹部へ…と出世街道をひた走る若者のストーリーにふさわしい、思わず口ずさんでしまうようなポップで力強い楽曲、そして何と言っても軽快でスタイリッシュなダンス。見どころ満載のコメディミュージカルの決定版が、さらにパワーアップして幕を開ける。
<増田貴久 コメント>
再演が決まってとてもうれしく、幸せに思っています。僕の演じるフィンチという役は、これまでにたくさんの方が演じ、愛されてきた役で、映画版も含めていろいろなフィンチがいます。
そういった役を演じるのは、どんな感じなんだろう、と思っていましたが、前回は、お稽古場で共演の皆さんが作ってくださる空気だったり、歌やダンス、いろいろなものがどんどん体に入っていく中で、少しずつ僕なりのフィンチを作ることができたかなと思います。
フィンチが明るくまっすぐな人であるのは今回も変わらないですが、再演なので、また違ったアプローチもできるかなと思っています。
今回から新しくご一緒する方もいらっしゃいますし、前回より成長したところをしっかり活かせることができればと思います。
共演の皆さんと一緒に、エネルギーを全力で出しきらないとできないほどパワフルな作品なので、稽古場の熱量がすごいんです。今回も、フィンチは上手に会社のトップまで上り詰めないとけないので毎公演戦いです。ぜひ、劇場に遊びに来ていただければと思います。
最新情報は、ミュージカル「 ハウ・トゥー・サクシード 」公式サイトまで。