10月8日(木)映画「きみの瞳(め)が問いかけている」のイベント、「『きみのめ』特別授業 in 青山祭 人が人を想うとは」が行われ、吉高由里子と横浜流星が登壇した。
この“特別授業”には、青山学院大学の生徒29名がリモートで参加。まず、佐藤達郎講師による「特別な人と出会う法則」の講義が行われ、講義終わりで、吉高と横浜が特別講師として登場した。
そこで、現役の青山学院大学生から2人に、質問とお悩み相談が寄せられた。
<吉高、横浜によるお悩み相談>
――今20歳なんですけど、20歳のうちにやっておいた方が良いことはありますか?(2年生・女性)
吉高:私も20歳になってから、お酒を飲む場に呼ばれるようになって、大人と接する機会が増えました。食事や飲みの場を通して知り合う大人の話がすごく刺激的だったので、フットワークを軽く持って、幅広く人と話す機会を持ったら良いと思う。
私は人見知りなんですけど、「えいっ!」って頑張って参加してたりしていたので、たくさんの人から刺激をもらって、その才能を生かしてください(笑)。
横浜:何でもいいのでいろんなことに挑戦して、失敗して、たくさん経験をして人生を豊かにするっていうのも良いと思います。もしくは、学生ということで、今しかできない勉強に打ち込んだりとか、僕らも自分で勉強はできるけど、授業を受けることはないので…。
なかなか仕事をしていくと、友人と会える機会も少なくなっていくと思うので、今の友達たちを大切にして、大学生活を楽しく送ってもらえたらいいなと思います。
佐藤先生:「勉強もちゃんとやれ」っていう(笑)。
横浜:僕も後悔しているので…(笑)。
佐藤先生:人付き合いも大切だけど、勉強もやれということだと思います。
――教師になるか他の就職をするか悩んでいます。将来の夢はどう決めたら良いと思いますか?(2年生・女性)
吉高:学生の頃って先生の影響力ってすごく大きくないですか?先生が嫌いだから、この教科が嫌いになったとか、先生が好きだから、いっぱい勉強してほめられたいとか。そんな単純なことでやっていたなと思うんですけど、先生は「すごく繊細で敏感な時代を、見届けてくれてたな」って大人になってから思うんですね。
なので、先生になって学生の心に触れていたいか、それとも全然別の職業を探してみたいか、悩んでも良いし、どっちもやってみても良いと思うな。
私は就職をしたことがなく、16歳からこの仕事をしていて…さっきもマネージャーさんたちと転職の話をしてたんだけど、「もし自分が転職したらどこの会社に入れるんだろう」とか…(笑)。でもこれからいろいろな経験ができると思うので、私は「迷っているんだったら、両方やっちゃえ」って感じはありますね。
横浜:今の時点で、 1番やりたいことって何ですか?
学生:今の時点では教師になりたいなと思うんですけど、影響力が良くも悪くも大きいので…。
吉高:良いじゃないですか、やったら良いじゃないですか。やりたいのからやっていったほうが良いと思う。
横浜:僕も大学出てないんですけど、高校3年生のタイミングで「大学に進学するか、空手をやっていたので格闘技の道に進むか、芸能界に行くか」って3つの選択肢があって、どれもすごく悩んでたんですけど、今自分がやりたいことって何なのかって考えたときに作品を作ったり、お芝居をすることだったんです。
そこで親に相談して「自分は今、お芝居をしたいからこの道に進んで良い?」って聞いたときに「僕が選んだ道に進めば良いよ」と言ってくれたので、今ここにいます。だからいろいろ迷ってどっちもやるっていうのもそうだし、やりたい道に進んでほしいなと思います。応援しています。
<動画・個別の質問に回答>
映画「きみの瞳(め)が問いかけている」は、10月15日(木)に先行上映、10月23日(金)より全国公開される。最新情報は、映画「 きみの瞳が問いかけている 」の公式サイトまで。