10月スタートのフジテレビ月9ドラマ、窪田正孝主演『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』に、髙嶋政宏がレギュラー出演することが決定。髙嶋が“月9”にレギュラー出演するのは、7年ぶりとなる。
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『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』は、現在「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミックが原作。2016年6月より10巻まで発刊しているコミックスの数は、シリーズ累計165万部(紙+電子)を突破している。
シーズン1となる『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は、最終話で個人全体視聴率8.3%(世帯視聴率13.8%)、特別編では個人全体視聴率8.8%(世帯視聴率15.6%)の高視聴率をマーク(「ビデオリサーチ」調べ/関東地区)。
髙嶋が演じるのは、甘春総合病院の新院長・灰島将人(はいじま・まさと)。病院の“合理化”を第一に考え、病院で働く者の意思や気持ちは二の次、病院を経営していく上で無駄なものは一切排除しようとする冷酷無比な男だ。
その“合理化”が、窪田正孝演じる天才放射線技師・五十嵐唯織(いがらし・いおり)の働くラジエーションハウスを解散状態に追い込むことになり…。
<髙嶋政宏 コメント>
――レギュラー出演が決まったときの率直な思い、および台本を読んだ感想は?
「おお!あのドラマか!」と思いました。手に汗握る派手な手術シーンがないのに、なんでこんなに面白いんだ!と、単純に感動してしまいました。
――『ラジエーションハウスⅡ』における灰島将人という男の役割をどう考えていますか?
まぁ、簡単に言うとヒールなんですが、そこは鈴木雅之監督と脚本家の大北はるかさんという2人のファンタジスタコンビが創り出すわけですから、一筋縄でいかない多重構造の役割になると思っています。
監督からは、衣装合わせのとき「キャラが立っているので、新しく入ってもらった」という意味のことを、やや遠回しに笑いながら言われたので、日々気合い入れて頑張っています。
――7年ぶりとなる月9レギュラー出演についてはいかがでしょうか?
「え、7年ぶり!?」というのが正直な感想です。フジテレビさんの映画とか、連ドラに準レギュラーとして出させていただいたりしていたので、7年ぶりという感じはほとんどありません。何しろ、コロナ禍によって、一回中断していた連ドラ界ですから、久しぶりの月9レギュラー、気持ちが引き締まります。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
普通、パート2ってだいたい落ちるものなのですが、ところがどっこい!驚異の進化をみせている『ラジハⅡ』!とにかく期待を超える面白い作品に仕上がっているので、コロナ禍で何かと気分がふさぎ込む毎日ですが、ぜひテレビの前で、つかの間、めいる日々を忘れさせる極上の人間ドラマをお楽しみください!
<『ラジエーションハウス』シーズン1振り返り>
五十嵐唯織(窪田正孝)は、“写真には必ず真実が映る”、と信じる診療放射線技師。アメリカで最も権威ある放射線科医・ピレス教授から才能を認められた唯織は、ずっと思いを寄せていた幼なじみの甘春杏(本田翼)が放射線科医として勤務する甘春総合病院に採用された。
医師免許も持つ唯織は、その天才的な読影能力を発揮すると、新人放射線技師の広瀬裕乃(広瀬アリス)や、放射線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一)ら、“ラジエーションハウス”の仲間たちと力を合わせ、数々の患者の命を救った。
そして、ピレス教授から、人工知能を使った読影補助ソフトの開発プロジェクトに誘われた唯織は、渡米を決意し、仲間たちに別れを告げた。
杏は、そんな唯織に「あなたが手出しできないくらい優秀な放射線科医になってみせます。だから…必ず戻ってきてください」と約束する――。
<『ラジエーションハウスⅡ』第1話あらすじ>
その約束から2年後――。プロジェクトが一段落した唯織は、日本に帰国し、甘春総合病院への復帰を望んでいた。だが、甘春総合病院は、院長だった大森渚(和久井映見)の後を引き継いだ新院長の灰島将人が病院の合理化を実施。
「放射線科医はいらない」と言い出し、読影はすべて外部の「遠隔画像診断センター」に委託してしまう。それに伴い、ラジエーションハウスも規模が縮小され、黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、甘春総合病院を辞め、それぞれ別の病院などに転職していた。
そんなある日、ヴァイオリニストの宝生真凛がリサイタル中に倒れるという事態が起きる。客席にいた灰島は、彼女を甘春総合病院へ救急搬送することに…。
一方、裕乃は、最近様子がおかしかった小野寺が認知症予備軍と診断されたことを知り、たまきや軒下らに助けを求める。小野寺が今まで通りに仕事を続けていくためには周りのサポートが必要、と考えたからの行動だった。しかし、たまきたちの反応は冷たく…。
同じころ、唯織は、杏の父親でもある前々院長の甘春正一(佐戸井けん太)を訪ねていた。そこで唯織は、杏がすでに甘春総合病院にいないことを知る。
そんな折、仕事を終えて帰路についた杏は、妊娠中の森迫由美(森矢カンナ)が腹痛に襲われ苦しそうにしているところに遭遇する。由美は、かつて唯織たちがその命を救った世界的な写真家・菊島亨(イッセー尾形)の娘だった。そこに唯織が現れ…。