10月7日(水)、映画「スパイの妻<劇場版>」(10月16日公開)のオンライン配信イベントが行われ、主演の高橋一生、蒼井優、黒沢清監督が登壇した。
本作は1940年、太平洋戦争が目前に迫る中、恐ろしい国家機密を偶然知ってしまった貿易会社を営む男性とその妻との愛憎を描く物語。
先月開催されたヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞してから、初の公の場ということでトロフィーもお披露目された。
イベント後、フジテレビ『めざましテレビ』の藤本万梨乃アナウンサーが高橋と蒼井にインタビュー。
初の黒沢組での撮影に蒼井「独特の緊張感があるんですよ」
黒沢監督の撮影現場の感想を聞かれ蒼井は、「独特の緊張感があるんですよ。黒沢組って。美術館みたいな…」と語り、高橋も「そういう感じかもしれないですね」と同意。
続けて高橋は、「静粛の感じというか。監督のお人柄もきっとあるんでしょうけど、寡黙な方なので…。穏やかですよ。穏やかに緊張するような」と解説した。
本作で夫婦役として共演した蒼井と高橋は、別の映画でも夫婦役を演じたことがあるそうで蒼井は、「楽しかったです!」と元気に答え高橋も同調した。それに対して「よかった…」と肩をなでおろす場面も。
高橋は、「カットがかかった後の蒼井さんに戻るときがすごくチャーミングなので、僕はそのギャップですごく心がほぐれつつ、お芝居できました」と明かした。
秘密を隠すという作品にちなんで、藤本アナは「今日は2人に秘密を隠していられるようなスキルを身につけさせていただけないかなと…」とお願いすると、高橋は「ヘラヘラ笑っておくことじゃないですか」と即答。
そして高橋が「(藤本アナは)どういうことを隠したいんですか?」と尋ねると、蒼井は「本当は別の会社に入りたかったとか!」と推測。藤本は「そんなことない!」と全力否定するも、高橋と蒼井は大爆笑に。
それを受けて蒼井が、「絶対にそれは隠した方がいいね」と話すと、藤本も「もしそうだとしたら隠したい。墓場まで持っていきます」とコメントした。
高橋が「笑顔でいた方が…」とアドバイスをすると、藤本は精一杯の笑顔を披露し「これで大丈夫ですか?」と俳優2人に意見を求めた。
2人はあまりのひどさに爆笑しながら蒼井が、「信用されなさそう。その表情でいたら」と突っ込み、おもわず藤本も笑ってしまった。
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