10月12日(月)21時放送のフジテレビ『SUITS/スーツ2』第14話にて、鈴木保奈美と小手伸也よる副音声企画がおこなわれることが発表された。鈴木が副音声に出演するのは、今回が初となる。

『SUITS/スーツ2』は、全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午(かい・しょうご)役を織田裕二、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔(すずき・だいすけ)役を中島裕翔が前作に引き続き演じる。

「幸村・上杉法律事務所」の代表弁護士・幸村チカ役を演じる鈴木と蟹江貢役を演じる小手は、2月から始まった『SUITS/スーツ2』の撮影について振り返るとともに、主演を務める織田裕二についてのエピソードを披露する。小手が収録後に「永久保存版にしていただきたい!」とアピールするほど盛り上がったという副音声は、放送とともに楽しめる企画となっている。

<鈴木保奈美&小手伸也 コメント>

――副音声を終えての感想を教えてください。

鈴木:今回、蟹江先生の泥船に乗りました(笑)。いろんな話をしていたので、映像は見ているのですが、全然本編の内容が…。本編もじっくり早く見たいです!そして、今回の副音声は主に織田裕二についてです(笑)。

小手:粘り勝ちです!なんとか副音声にお呼びしたいと思っていたので、テンションが上がってしまい、ことさら今回の副音声は本編にほとんど触れていません(笑)。その代わりここでしか聞けない話を存分に堪能できました。14話はもちろん見どころ満載ですけど、この副音声は永久保存版にしていただきたいと思っております!

<第14話 あらすじ>

甲斐(織田裕二)やチカ(鈴木保奈美)は、宿敵である元代表の上杉(吉田鋼太郎)と再び戦うことになった。

「フォルサム食品」を相手取った女性社員の昇進差別訴訟で、フォルサム側の代理人弁護士だった真琴(新木優子)の父・聖澤敬一郎(竹中直人)が、この案件から降り、すべてを上杉に任せたのだ。

チカは、マスコミを集め、昇進差別の被害に遭った原告女性126人とともに「フォルサム食品」を相手にした集団訴訟を起こすことを大々的に発表。この訴訟は、原告だけでなく日本の全女性の尊厳を守り抜くための戦いだとアピールした。

一方、上杉は、事実無根の訴訟に「フォルサム食品」の蓮見会長(伊東四朗)も心を痛めている、として全面的に争う姿勢を明らかにする。

そんな折、上杉が、原告代表の井口華子(安達祐実)へのヒアリングのため、「幸村・上杉法律事務所」に乗り込んでくる。その席で上杉は、突然質問の本筋を変え、「幸村・上杉法律事務所」におけるシニアパートナーの男女比は?と井口に問いかけた。

無関係の質問をする上杉を甲斐は非難する。すると上杉は「幸村・上杉法律事務所」への訴訟と混同したとうそぶき、「このファームを不当解雇で訴える」といっていきなり訴状を突きつける。かつて上杉との不倫関係が原因で「幸村・上杉法律事務所」を解雇された尾形万智子(松本若菜)が、ファームを訴えるというのだ。

甲斐や大輔(中島裕翔)は知らされていなかったが、チカは、上杉がファームを去る際に、秘密保持契約にサインしていた。これにより、上杉が「幸村・上杉法律事務所」で関与した一切の行為は第三者へ口外できず、これに違反すれば違約金が発生するだけでなく、上杉がファームを去るという決定も白紙に戻されることになる。つまり「幸村・上杉法律事務所」は、上杉の横領と不倫を口封じされ、尾形を解雇した正当性を証明しなければならなかった。

甲斐は、尾形の不当解雇については和解で解決し、「フォルサム食品」の訴訟に全力を注ぐべきだと主張した。だがチカは、それを拒否し、上杉を倒すよう甲斐に指示する。