今年のヤングシナリオ大賞の、大賞と佳作の受賞作が決定しました。
『第36回ヤングシナリオ大賞』受賞会見が3月6日にフジテレビ本社で行われ、大賞と佳作の受賞者2人、審査委員長のフジテレビ・ドラマ制作部の宮﨑暖プロデューサーが登壇しました。
「ヤングシナリオ大賞」は、坂元裕二さん、野島伸司さん、野木亜紀子さんなど、大勢の人気脚本家を輩出してきたコンクール。
2023年の大賞受賞者・生方美久さんは、社会現象となった『silent』や、昨年の夏に放送された『海のはじまり』の脚本を手掛けています。
宮﨑暖審査委員長 多種多様なジャンルに「3年でこうも変わるのか」
宮﨑プロデューサーは「最終審査に残った皆さんと一緒に働く姿を想像しながら真摯に審査させていただきました。個人的に最終審査の参加は4回目になり、3年前には実写化のプロデュースも担当させていただきました」と前置き。
続けて「3年前には地に足のついた作品が多かった印象なのですが、今回はジャンルが多種多様で、3年でこうも大きく変わるのかという心境です。脚本家を目指す方々がどんなものを書きたいのか、どんなものが見たいのかが顕著に表れていて、楽しく審査させていただきました」と審査の過程を振り返りました。