30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。
10月19日(月)は、「遊び心を持ったオトナがやってる健康法でバラエティする。」と新企画「R40」が放送された。
冒頭、自身の健康法は「寝起き逆立ち」という村上信五が、大倉忠義から「若いからええけど、あれ危ないで」などと忠告され固まってしまう。
丸山隆平が「信ちゃんは身体能力高いからさ」とフォローするも、「夏にフットサルやって熱中症になったりするやん、この人。変な人やねん」と追い打ちをかけられ、村上は「逆立ちと熱中症だけ切り取るから!」とツッコみ、笑いを誘った。
「神々しい」質の高い睡眠を求めて新境地へ入る丸山
今回は、“嘘か本当かわからないヤベェ健康法”として「お尻に日光を当てると睡眠の質が上がるか」を検証。
そもそも日光浴自体には目覚めが良くなる効果があるが、(肛)門を日光に当てると普段と違う変わった姿勢になるため、脳の中で良い刺激が伝わり、心が前向きになって睡眠の質が高まるそう。実際に海外でも、遊び心を持ったオトナたちが実践しているという。
そこで、最近目覚めが悪いという丸山が身をもって実証。ロケ当日は、“門日和”な快晴。まずは四つん這いで頭を地面につけ、「こうか?」と言いながら太陽に向けてお尻を突き出す。続いて三点倒立に挑戦するが…グルンと前転して日光で熱くなった地面に触れてしまい「アツッ!」と後ずさり。
今度は、仰向けに寝た状態で両足を大きく開げて上げ、門をしっかり太陽に当てる。丸山は至って真面目にベスト体勢を探っているのだが、その大胆な姿にメンバーは「くだらねぇ」と大爆笑。
ついに体勢が定まり、パンツを脱ぐ丸山。お蔵入りにならないか?と心配しながらも、いざお尻日光浴を開始。先ほどの大胆な仰向け体勢で目を閉じて口をつぐみ、静寂の中、太陽光をさんさんと浴びる。次第に口をつぐみ、静寂…どうやら新境地へ入ったようだ。
VTRでは壮大な音楽が流れ、開脚した丸山を上空から撮影したショットも。門は太陽光でハレーションを起こし白く発光して見える。
うまく門が隠れたカメラワークに、メンバーは「上手に撮ってもろて」「神々しく見えるわ!」「丸山降臨」と大盛り上がり。さらに、真剣な表情で門に太陽光を受ける四つん這いショットもあり、「何か成し遂げるやろ」「めっちゃええ目してるやん」とツッコミ放題。
日光浴を終えた丸山は「(効果が)見込めそうな感じはしました」と手応え十分。スタジオでその成果を聞かれると、ロケから帰宅して「昼寝がすっごい深かった」と効果と即効性の高さを語った。ただ、その分「夜、寝られへんかった」そうで…。
横山に「今、自分でVTR見てどんな気持ちなん?」と聞かれると「よくやったな」と笑顔で答えた。
村上×同世代・天才起業家が本音トーク「『なんでやねん』一つで大阪から出てきた…」
続いては、村上の新企画「R40」。芸能界以外の同世代と話してみたいという村上が、他業種で活躍する方と本音トークを繰り広げた。
今回訪ねたのは、起業家・光本勇介さん、39歳。買取査定アプリ「CASH」を開発して、16時間で3.6億円を動かすなど、これまでに数々の革新的なサービスを生み出し、著名な起業家たちからも“天才”と称されている。
この日初対面の2人は、互いに腹を割って話すため、アダ名&タメ口で話すことに。光本さんの子どもの頃のあだ名は「みっちゃん」と知ると、村上は「俺、『むっちゃん』やった!」とうれしそう。
“みっちゃん”こと光本さんは、父親の仕事の都合で10歳の頃からヨーロッパに住んでいたが、高校進学のタイミングで1人現地に残ることに。15歳にして大きな決断をした光本さんに、村上は「最初のビッグチャレンジ。このときに精神的自立をしてる」と驚く。
“むっちゃん”こと村上は同じ頃、ジャニーズ事務所を受けようとしていたが、「ジャニーズに受かったら、勉強せんでええんちゃうか」と思っていたと、入所の本当の動機を初めて明かした。
高校時代の光本さんは、趣味の洋服代を得るために、実家のパソコンからインターネット掲示板を通して手持ちのTシャツを売り、その時に“安く仕入れて高く売る”ビジネスの根本に触れた。その先見の明に、村上は目を丸くして「早っ!」を連発。大学卒業後、広告代理店に就職してビジネスの基礎を学んでから会社を作ろうと考えたという話には、「聞いたか?この準備能力の高さよ」と舌を巻いた。
同じく22歳前後の村上はというと…「人の悪口ばっかり言ってた」と告白。ちょうど「嵐」や「タッキー&翼」が次々にデビューした頃で「俺らがくすぶってるのは、全部タッキーが悪いってずーっと勝手に思い込んで」と、“今だからこそ笑って話せる”という様子で、懐かしそうに振り返った。
さらに、当時は「ジャニーズで関西弁の奴なんかおらへんかった。『混ぜるな危険』っていう期間が非常に長い」と、時代的にもアイドルのバラエティ進出は今ほど求められていなかったと苦労を語った。
その後、光本さんは起業するも「支払いが間に合わなくて親にお金借りた時期も2〜3年くらいあった」と辛酸を舐めた道のりを明かす。
実は、今でこそ当たり前になった個人間のカーシェアリングサービスを、11年前に先駆け的に生み出したのが当時27歳の光本さん。しかし、まだ“シェア”ではなく”所有”の時代だったので受け入れられず。
31歳の時に、誰でも簡単に無料でネットショップが開業できるサービス「STORES.jp」を立ち上げ、その後始めたアプリ「CASH」が大反響を呼ぶ。売りたいものの写真を撮るだけで査定額が掲示され、即入金されるサービスだ。依頼が殺到してサービス開始から約16時間後、3.6億円のものお金を入金した時点でストップした。
村上は「夢のようなアプリやな。21世紀の猫型ロボットが作りそう」と前のめり。しかし入金後、利用者が本当に品物を郵送してくれる保証はなく、祈るしかなかったという。それに対して村上は「信頼。信じるってすごいですよね。見たこともない人を」と感嘆。光本さんにとっても「壮大な実験」だったそうが、実際にはトラック2台分もの荷物が運ばれてきて「世の中って良い人の方が多いんだ」と感じたそう。
現在、光本さんは常に数百個もの事業アイデアをストックしている。村上もここ10年間一人舞台をやっているが、2年目でアイデアが底をついてから「日常の中で、なんかヒントないか」とアイデア探しの苦労を明かした。
同調した光本さんが「普通に生活するのが一番」と返すと、大きくうなずく村上。「俺も『なんでやねん』一つで大阪から出てきたから」と前置きしつつ、日常生活の出来事に対して何故?と思えないと、「『なんでやねん』が『なんでやねん』じゃなくなる」と語った。
将来について、光本さんは「(これまでの)経験を利用して、どれだけのことができるかっていう新しいステージのチャレンジ」、村上は「チャレンジをまだまだしたい」「(やりたいことリストが)めっちゃスマホに入ってんねん」という。お互いに思い描くビジョンを語るその目は輝いていた。
次回、10月26日(月)の『関ジャニ∞クロニクルF』は、「癒しのクラゲの世界」が放送される。世界最大級のクラゲ専門水族館に、安田章大が「わぁ〜!」と思わず感嘆!?さらに「R40」村上×光本さん対談後編では、光本さんの“これから”が明らかに。