10月19日(月)21時からの放送で最終回を迎えるドラマ『SUITS/スーツ2』。その副音声を中島裕翔と小手伸也が行うことが発表された。
これまでも出演者たちが撮影の裏話などを披露し、好評を得てきた「副音声企画」だが、ついに織田裕二演じる甲斐正午のバディを務め、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔役を演じる中島が登場。中島が副音声を行うのは、キャリア初となる。
シーズン1の時から副音声に出たいと思っていたという中島が、自らスタッフに願い出て、今回の出演が実現。蟹江貢役を演じる小手伸也とともに、バディを務めた織田の第一印象や控室でのスーツメンバーとのやりとりなどの裏話を明かす。小手が「ほぼほぼ中島君がしゃべっておりました」と言うくらい中島が語り尽くす副音声は、本編の放送とともに楽しめる。
<中島裕翔&小手伸也 コメント>
――副音声を終えての感想を教えてください。
中島:あっという間でした!小手さんに引き出していただいて、シーズン1の時からのエピソードを話すことができたので、感慨深かったです。
『SUITS/スーツ』のラジオ番組を作れそうなくらいの思いの丈があったので、存分にしゃべらせていただきました。いろいろな方のおかげもあってようやく副音声に出られたので楽しかったです。
小手:中島裕翔が副音声に登場するのにも、シーズン1の頃から考え、足かけ2年!さまざまな交渉を経て、お呼びすることができました。シーズン2の副音声では、織田さんと中島君と(鈴木)保奈美さんにはなんとか参加していただきたいと言う気持ちでした。織田さんは残念ながらでしたが、その理由は副音声でしっかり述べさせていただきました。
そして、中島君がここにいることは奇跡に近いことです。歴史を作った自負はあります!今回は、(中島君が)思いの丈を全部込めていて、ほぼほぼ中島君がしゃべっておりました。保奈美さんの時にも言いましたが、今回も永久保存版でございます!
――最終話を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
中島:今まで「幸村・上杉法律事務所」にはいろんなピンチが降りかかりましたが、最後はバラバラになったチームが一つのファミリーとなって敵に立ち向かい、見終わるとスカッとできると思います。ぜひ、『SUITS/スーツ2』を見て気持ちをリフレッシュしてほしいなと思います。
小手:私たちと一緒に全15話を駆け抜けて下さった皆さんにとっては、なかなか感慨深い最終回になっていると思います。ぜひ、見ていただきたいと思います。我々も副音声のトークに夢中になって本編をほとんど追えてなかったので、リアルタイムで視聴したいと思います。みんなで『SUITS/スーツ2』を見ましょう!
<最終話 あらすじ>
甲斐(織田裕二)は、大輔(中島裕翔)とともに「フォルサム食品」訴訟の女性原告団126人を集めた説明会の会場へと向かった。だが、会場には何故か誰も来ていなかった。
ファームに戻った甲斐に、チカ(鈴木保奈美)は、ロンドンを拠点とする世界3大ファームのひとつ「ダービー総合法律事務所」の力を借りるつもりであることを告げる。人材の流出と資金不足に苦しむ「幸村・上杉法律事務所」にとって、訴訟を継続するためには圧倒的な資金力を誇る彼らの力が必要だったのだ。
ほどなく、「ダービー総合法律事務所」から担当者がやってくる。それは、代表のエドワード・ダービーではなく、甲斐のハーバードロースクールの後輩で、元恋人でもある綿貫紗江(観月ありさ)だった。甲斐の秘書を名乗り、原告の女性たちに説明会の延期を伝えたのは彼女だった。
甲斐は、「ダービー」側が合併も視野に入れて協力を申し入れてきたことを見抜き、彼らの力を借りることに反対する。だが、その間も「フォルサム食品」側はメディアをコントロールし、世論を味方につけていた。そこで甲斐は、一緒にやるのは「フォルサム食品」訴訟のみ、という条件で、紗江と手を組むことにする。
一方、真琴(新木優子)は、蟹江(小手伸也)のトラブルが原因で東大ロースクールの試験に落ちたことを大輔に打ち明ける。大輔は、蟹江から直接その経緯について、聞こうとする。
甲斐は、「フォルサム食品」の全国335部署の女性幹部数と昇進率を調査する。その中から甲斐が敢えて戦いに選んだのは、女性の昇進率が最も高く、勝ち目の少ない日本橋支局だった。だが、敵の裏をかこうとしたその狙いは、「フォルサム食品」の代理人弁護士・上杉(吉田鋼太郎)に読まれていた。