8月20日(金)、フジテレビでは『人志松本の酒のツマミになる話』が放送された。

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今回のMCを務めたのは、松本人志と千鳥(ノブ、大悟)。ゲストには、アンミカ、斉藤慎二(ジャングルポケット)、清水翔太、土屋アンナが登場した。

土屋アンナとアンミカの“ビーチでサメ”話に、大悟「なんで、話が合うねん!」

子どものころから映画「ランボー」シリーズを見て育ったという土屋は、常に緊急事態のことをシミュレーションしているという。

ノブ:ビーチで、サメ出てきたらどうするんですか?

土屋:(人がパニックになって)バタバタするのは、弱い印なので「サメよりも下に行け!」。(サメの下方から、自分の)足のフィンを(サメの)口もとにガボッていうのが、一番頭いいと思います。

一同:へぇ。

熱のこもった土屋の話を静かに聞いていた男性陣だったが、そこに割って入ってくる人物が…。

アンミカ:サメは、目と鼻が弱いから。

土屋:(そうそう)弱いんですよ。

アンミカ:殴ればいいねん!

大悟:なんで、話が合うねん!

一同:(笑)

急に意気投合しだした土屋とアンミカ。

ノブが「モデル2人が、すごいな…」とつぶやき、清水は隣のアンミカと前にいる土屋の会話を目で追ってキョロキョロ。

アンミカ:ここ(鼻を)パーンって。

土屋:ただ、水の中って(人の動きが)ゆっくりになるんですよ。

アンミカ:確かにそやわ。

危機回避について熱く語る2人のモデルに、ノブは「ランウェイって、そんな危ないとこなんですか。一番平和でしょ!」とツッコんだ。

松本人志と千鳥が照れまくり!妻を褒めようとするも…

アンミカは「男性も外で奥さんの自慢をもっとオープンにしてもええんちゃうの?」と主張。「奥さんの好きなところ、言えます?」と振られた松本と千鳥は、お互いの顔を見合わせて照れ笑い。

松本:(照れながら)なんて言ったらいいの?なんて言ったらいいの…。

アンミカ:奥さんのいいところは?

松本:んふふふふ(笑)。

ノブ:それさえ言ってくれたら(番組が用意したテーブルの下に置いてある鐘を)カランカランってしますから!

一同:(笑)

追い込まれた松本は「なんで、できへんねやろ」「大喜利でも答えられない。思考回路が停止しちゃう」とタジタジに。それでも意を決すると…。

松本:あーっと、だから、あれじゃない?だから、あれなんじゃない?えーっと、ま、俺を好きなったってことがすごいんじゃない?

土屋:いい~!

アンミカ:素敵ー!

女性陣の歓声が上がる中、ノブの鐘が「カランカラン~」と鳴り響く。難関を乗り越えた松本は、どこか安心したような表情。

そこで大悟が「もういっちょ!!」と野太い声でふっかけ、松本は「えええっ!?」と目を見開き、みな大笑いとなった。

松本:俺で終わるの、マジでイヤなんやけど。(ノブに向かって)ほんま、言って。絶対イヤだ。ノブからいこう!

ノブ:(真面目に)子育てとか、俺と一緒にいてくれることとか、生きることに…一生懸命…。

松本:長いなぁ!

ノブ:(「カランカラン~」と自分で鐘を鳴らす)

大悟:決めきれてないど!

一同:(笑)

ノブは、改めて妻のことを「一生懸命なんです」と褒める。

妻は、高校の同級生。体育祭の800m中距離走でのこと。手をぐるぐる回しながらカーブを全力で走っている姿を見て「かわいい子やな。こういう子は、誰も裏切らないんやろな」と思ったと語った。

松本:なるほどな。

ノブ:(次は)大悟です!

振られた大悟は、急にもごもご…。「何?これ…。ほんま、考え方がなんもわからんようなってきた。え?何?何をさしよん」と混乱する。

松本:長いのは、もういいわ。

大悟:(真剣な表情で一瞬黙ったあと)……釣り鐘おっぱい?

一同:(シーン)

ノブ:あははははっ!

松本:中~途半端な大喜利…。

ガックリとうなだれる大悟。松本から「お前、クソやな!今のはほんまクソやな!」と言われ、「一回何かに逃げんと言えないですよ」と言い訳した。だが、仕切り直すと、大悟も覚悟を決める。

大悟:一番笑かしたいと思わせる女。

一同は、その意味を噛みしめるように「あぁ」と感心し、拍手が沸き起こる。アンミカは「笑ってくれたら幸せなんやな!」と目を輝かせた。

ノブ:斉藤は?

斉藤:すっぴんがめちゃくちゃかわいいですね(と普通に即答)。

一同:(爆笑)。

これまでの流れを断ち切るかのような、斉藤のあっさりした回答に、みな大ウケ。ノブの「かっるー!」という声が響き渡った。

ジャンポケ斉藤慎二の切実な悩み「ボケが思い浮かばない」

斉藤は、芸人ならではの切実な悩みを明かした。ボケる場面で、何も思い浮かばないことが多々あり、結局、何か言ってスベると、全力で「カットしてください!」と叫んで逃げてしまうという。

斉藤:誰でもとれるような、正攻法の笑いをやるクセがあって…。

松本:あははははは!

ノブ:すごいこと言ってますよね。

斉藤:みなさんにわかってもらいたいのは、「一応、考えてますよ!」っていうこと。

一同:(笑)

松本から「大喜利とかもあかんの?」と聞かれると「まったくあかんです、本当に」と弱気な斉藤。

ノブから「回数やってないから。意外とやりゃできると思うんやけどな」とフォローされても、斉藤は「考えても、やっぱりダメなんです!」と首を大きく振った。

そこで、急遽大喜利をしてみることに。大悟が目の前にある、今回の出演者の名前が書かれた酒瓶ルーレットを指し「ここにもう1個だけ、誰(の名前)がおったらおもろい?」と、お題が出された。

斉藤:誰があったらおもろい?…武井壮さん。

松本:(残念そうに)あー。

斉藤:そうなんですよねぇ。はいー。

一同:(笑)

ノブ:今、絶妙なとこいったな。

大悟:来週のゲストでもおかしない人言うたもんな。

斉藤は「短い中で考えてるんですよ!めちゃくちゃ一生懸命がんばってるんですよ!」「テレビ見て、感心するんですよ。『やっぱ芸人おもしれえな』って…」と言って落ち込む。

松本:じゃあ、もう1個だけ!武井壮のほかに、もう1個だけ言ってくれる?

斉藤:(すんなり)薬師丸ひろ子。

松本:んふふふふ。意外とちょっとおもろいんかい!

松本の思わぬ反応に、斉藤は「レベルアップしたかもしれません」とニヤつき、うれしそう。

ノブ:薬師丸さんは、面白いよ。

大悟:なんで武井壮が出たんやろ?

松本:なぁ。そうなってくるよな。

まさかの!?ちょっぴり面白い回答をしてしまった斉藤は、「すいません…」と恐縮しきりだった。