<友田オレ コメント>
――決勝戦進出が決まった瞬間を振り返ると?
準決勝の出番が終わってから3時間以上経っていたので、わりと無に近い状態で結果発表を聞きました。3番目に名前を呼ばれたので、ドキドキする間もありませんでしたね。いまだに実感はわいていないです。
――決勝戦のネタ順は、8番目となりました。
いい出順といっていいんじゃないですかね。6番目の吉住さんまでコントが続きそうだと予想していますが、それがどんな流れであっても、7番目の(さや香)新山さんで、一度リセットされる気がするので楽しみです。
――「これだけはファイナリストの誰にも負けない!」と誇れる、強みを教えてください。
歌ネタなので、聞き心地のよさですかね。普段からお笑いを見ない方、お笑いをあまり知らない方、そしておじいちゃんやおばあちゃんにも「何かいいものを見られたな」と思ってもらえると思います。
感覚としては、“夏祭りでよく知らない歌手が歌いにきている”みたいな。お笑いとして楽しみにしている方は近くで見てほしいですけど、そうじゃない方も、遠くからなんとなく楽しめるようにしたいですね。
――今大会では、新たに2人の審査員が加入します。予想はしていますか?
独自の地位を確立している、ベテランでカリスマの女性ピン芸人、友近さんですかね。意外とゆりやん(レトリィバァ)さんとかもありえるかなと思います。
もう1人は、モノマネ芸人の山本高広さんやホリさんがいらっしゃったら、うれしいですね。
――友田オレさんが思う『R-1』の魅力を教えてください。
いろいろなジャンルが許されている唯一の大会で、一番自由な大会だと思います。ピン芸といっても、マイク1本じゃない。道具を使ったり音を使ったり、一概には言えないですしね。
そして、みんな1人でやっているというかっこよさがあると思います。ピンネタをやるとき、見るときに「結局、みんな1人で生きているんだな」と実感させられるというか。
芸人だから、みんな派手な名前をしているだけで、世界中みんな同じだよな、と。
――王者になったらかなえたい夢を教えてください。
情報番組のリポーターをやってみたいです。「ちゃんと真面目なことできるんだ」と思われたいですし、逆に「なんで、こんな真面目なことやってるの」という面白さもほしい。デパ地下の北海道展のリポートとかしてみたいですね。
――最後に、友田さんにとって『R-1グランプリ』とは?
『誕生日プレゼント」です。『R-1』の決勝戦は、自分にとって“これまでよく頑張ってきた”というプレゼントなので!