8月27日(金)19時より、フジテレビでは『新しいカギ 3時間SP』が放送される。

今回は、ゲストにゴリエが登場!ゴリエといえば、かつてフジテレビで放送していた『ワンナイR&R』(2000年~2006年)に登場していたガレッジセール・ゴリ演じる人気キャラクターで、子どもから大人まで絶大な人気を博したコント界の伝説のキャラクター。

最近では、くらしのマーケットのCMにも登用され、にわかに再ブレークの兆しを見せているゴリエだが、フジテレビのコント番組に出演するのは、『ワンナイR&R』以来およそ15年ぶりとなる。

今回ゴリエが参加するのは、どこか坂上忍に似ている“サカガミくん”を松尾が、どこか太田光に似ている“オオタくん”をせいやが演じる幼稚園コント「サガガミくんとオオタくん ゴリエちゃんSP」。

新鍵幼稚園の保護者参観日という設定で、最近何かとコントに登場している、岡部扮(ふん)するヘソ部先生が菊田くんの父親役で参加し、園児たちに「俺のヘソを見てくれ」と追い回すところから始まる。

ところが、そこに突如ゴリエが現れ、いきなりヘソ部に名物のドロップキックをお見舞いするという衝撃の展開に。ゴリエの登場と早速のドロップキックに驚く一同だったが、ゴリエはその後も驚異の身体能力で必殺技を繰り出す。

コントのあとは、ゴリエを囲んでのトーク。かつて一世を風靡(ふうび)したゴリエの伝説をこれでもかと振り返る。ゴリエは、ただコントに登場していたクセの強いキャラクターというだけではなく、当時「Mickey」や「Pecori Night」等の楽曲を発売、それに合わせて激しいチアダンスを踊っていたことでも知られている。『NHK紅白歌合戦』にも出場したほか、カリフォルニア州の親善大使にも抜擢されたという驚きの過去をもつ。

さらに当時、番組では「全日本ゴリエ杯チアダンス選手権」を開催。ゴリエは、若いチアダンサーだけでなく、多くの子どもたちに夢と希望を与えるようなカリスマ的な存在となっていた。

ゴリエを見て育ったという丸山は、今回大好きなゴリエに会うことができ、感激のあまり涙を流して喜ぶ場面も。

コーナーの最後では、ゴリエが15年ぶりにテレビで「Pecori Night」を披露!うしろには、キッズバックダンサーを従えて15年ぶりに踊るゴリエ。松尾とせいやがダンスに参加するというスペシャルサプライズもあり、当時の姿と寸分たがわない、キレッキレの動きで、スタジオではダンス終了後に感動したスタッフからも思わず熱い拍手が巻き起こる。

8月13日(金)20時より放送の『新しいカギ!2時間SP』では、そんなゴリエのコント出演の様子や、サプライズVTRなど、スペシャル予告映像が一足早く公開される。

<ゴリエ コメント>

――『新しいカギ』への出演が決まったときはどう思いましたか?

この2021年は不思議な年で、雨上がりの宮迫さんから、「ゴリエちゃんと轟で絡まないか?」というお誘いがあり、その同時期に、くらしのマーケットさんからゴリエちゃんをCMに起用したいという話があり、何で急に15年前のキャラクターが掘り起こされるのかがわからなくて、それで「まあ偶然が重なったのかな?」と思っていたら、本家のフジテレビさんがどうしても「Pecori Night」を踊って欲しいと。

昔のディレクターさんは簡単に言いますけど、ゴリエは15年間しっかり年を取っているのです。だから、みんなが期待しているあのキレのある踊りが踊れないと、がっかりを提供すことになるので、それが嫌で「本当に自分にできるのかな?」という不安と、「オファーをいただいた以上は、その15年前の完成度に持って行きたいな」という欲はありました。

――準備にどれくらいかけましたか?

約1ヵ月間、休みなしで毎日踊り続けました。そうしないと、やっぱり50歳手前だと忘れちゃうんですよ、体が。「次この振りだった、次この振りだった」って頭で考えるようじゃダメなんですよ。勝手に体が動くくらいに行かないと、本番って緊張しますから。だからそこまで持って行きました。

だからこそ今日は、「振りは次間違えないように」じゃなく、「カメラが来たから、カメラ目線で笑顔を作ろう!」とか、そういう方向に持っていけた自分の努力を褒めてあげたいなと思います。

――若手の芸人たちにエールを

昔の芸人は、みんな体張っていたというのを(レギュラーメンバーが)本当に驚かれていたので、そういう部分で、危険な部分もあったけど、その分勢いがあって面白い部分もあり、ある意味うらやましい時代でもあったのかなというのを自分でも再確認しました。

でも、状況に応じてお笑いを作って行くのが今のお笑いの子たちだと思うので、きっと次『ワンナイR&R』のような、いろいろなキャラクターが生まれてくるでしょう。

僕の中で一番理想だったのは、小学校の休み時間に子どもたちがものまねしてくれるようなギャグとかキャラクターを考えることで、自分がちょっとの時期でもそういう時代を番組で作れたのがうれしかったので、『新しいカギ』もそういう番組になることを願っています。

――もしまたほかのキャラクターで『新しいカギ』に出ることがあったら?

いや、もう体が持たないです。落ち武者なんてもう無理です。あれこそケガが絶えないキャラクターだったので。ゲームコーナーの進行とかだったら…。あとは若い子たちが頑張ってくれれば!

――今回の見どころは?

『新しいカギ』のメンバーも含めての総勢50名くらいで踊る「Pecori Night」だと思います。とても勢いがあったと思います。やっぱりチョコプラの松尾くんと霜降りのせいやくんがあそこまで頑張ってくれたのも感動しました。

懐かしいゴリエの熱と、今の若い子たちの熱が融合して、本当に太陽みたいに熱い3時間になっていると思います!