GACKTと二階堂ふみがW主演し、日本アカデミー賞12部門を受賞した映画「翔んで埼玉」の続編、「翔んで埼玉Ⅱ(仮題)」の制作が決定。GACKTと二階堂の続投が決定した。
「翔んで埼玉」とは?まさかの実写映画化、そして日本アカデミー賞12部門受賞!
「翔んで埼玉」は、「パタリロ」 などで一世を風靡した漫画家・魔夜峰央が1982年に発表した作品。2015年に「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」として30年ぶりに復刊されると、「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言っているだけで口が埼玉になるわ!」といった強烈なセリフや、埼玉県を徹底的にディスる内容が多数のメディアで取り上げられ、SNSを中心に大きな反響を呼び、実写映画化された。
監督は、ドラマ『電車男』、「のだめカンタービレ」シリーズ、「テルマエ・ロマエ」シリーズなど、数々のテレビドラマ・映画をヒットへ導いてきた武内英樹。脚本は、「かぐや様は告らせたい」シリーズ、『ルパンの娘』シリーズを手掛ける徳永友一が担当。
2人のタッグで、原作の魅力でもある強烈な「埼玉ディス」や自虐ネタはもちろん、架空の東京を頂点とした関東一帯の壮大な下剋上の物語としてスケールアップ。主人公の麻実麗、壇ノ浦百美が、埼玉県人の自由を求めて戦う「愛」と「革命」の物語として、未完成であった原作の“その先”を見事に紡いだ。
そして、主演を務めたGACKT、二階堂をはじめ個性が強過ぎる実力派豪華キャストが集結。単なる「埼玉ディス映画」ではなく、日本映画史上最大のエンターテインメント作品として2019年に全国で公開されると、ご当地・埼玉県を中心に全国各地にその独特な魅力を放つ世界観に惹きこまれる中毒者が多く発生した。
衝撃の映画化から2年。まさかの続編決定!
前作の公開から2年の時を経て、続編となる「翔んで埼玉Ⅱ(仮題)」の制作が決定。
前作から引き続いてプロデューサーを務める若松央樹は、続編を制作するに至った理由として、「前作の公開中、埼玉の皆さまから“もっとディスっても大丈夫!”、他県の皆さまには“自分たちの地元もいじって欲しい!”といった熱い反響が多数寄せられ、続編の話が持ち上がった」と言う。
続けて「前作で既に出し尽くした気持ちも強かったのですが、皆さまの温かい声をいただき、武内監督や脚本の徳永氏の間で“続きを作ってみてはどうか”という話が自然と出るようになりました。その内容が思いの外盛り上がり、続編を制作することになりました」とその経緯を明かした。
そしてこの度、新ビジュアルと共に前作でW主演を務めたGACKT、二階堂の続投、さらに劇場公開が2022年に決定した情報も解禁。
すべての始まりと言っても過言ではない原作者・魔夜峰央は「改めて言うが、正気か」と、あのぶっ翔びワールドの続編決定に少々困惑気味。武内監督は、前作を支えてくれた埼玉県への感謝と共に、早くも「日本最高峰の茶番劇をお届けしたいと思っています」とコメントを寄せた。
そして、解禁前夜となる8月10日(火)の夜には、約1年半の間なりを潜めていた「翔んで埼玉」公式HPやSNSに突如小さな異変が勃発。SNSでは早くも「ついに続編ですか!?」などというコメントで賑わっている。
<GACKT コメント>
再びこの、いい意味でくだらない最高のエンターテインメントに関われると思うと、今から…不安しかありません。
前作であれだけ埼玉をディスったにもかかわらず、監督はまたしても続編をやる気です。監督、バカなの?完全に壊れてます…そしてGACKTがまた高校生を演じるのか…ダメでしょ?
疑問は多く残りますが、前作でもご一緒した武内監督やふみちゃんがいれば、良い作品が作れると信じて…。
いや、むしろ、すべてお任せするしか、ありません。 壮大な茶番のさらなるパワーアップ、ぜひ楽しみにしていてください。不安です…。
<二階堂ふみ コメント>
パート2を作ってみせる!と現場で肩をぐるぐる回しながらおっしゃっていた武内監督。まさかこの映画がヒットするとは。まさかこの映画が日本アカデミー賞にノミネートされるとは。
パンクで誠実な物作りをされる武内監督、そして派手に踊らせる若松プロデューサー。真面目に不真面目な大人たちが集まる現場にまた呼んでいただけて、とても光栄です。
パート1(まさかこの呼び方をする日が来るとは思わなかった)を遥かに超える大作を、最前線で感じられたらと思います。よろしくお願い致します。
映画「翔んで埼玉Ⅱ(仮題)」は、2022年公開予定。
©2022映画「翔んで埼玉」製作委員会
最新情報は、映画「翔んで埼玉Ⅱ(仮題)」公式サイトまで。