<橋本環奈&山田涼介 インタビュー>
――久しぶりに共演した感想を聞かせてください。
山田:以前と変わらないので、すごく気楽にというか、楽しく撮影できたかなという印象です。
橋本:一つ目のカットからこんなに気が合うんだと。息ピッタリでしたよね。
山田:本番一発OKって、CM撮影ではなかなかないですよね。
橋本:“グループ所属あるある”だと思うんですけど、みんなで声をそろえて言うとき、誰かが息を吸ったらそれに合わせようみたいな。
山田:それをドラマで共演したときも二人でやっていたので、今回も特に打ち合わせをすることなく、完璧に息ピッタリで決めることができました。
――撮影中はどんなお話をしましたか?
山田:(橋本さんは)「今、本当に忙しいよね」と。東京にいる時間もあまりないだろうから、「休みなよ」という話をしていました。
橋本:そんなに働いている方に「休みなよ」と言われても、ちょっと説得力がないというか。「いやいやいや、山田さんこそ」という話をしました(笑)。
山田:僕は休んでいますから。
――お互いの“毎日”について聞いてみたいこと、気になることはありますか?
橋本:ちょっとこれは偏見かもしれないですけど、山田さんは毎日引きこもってゲームしているイメージです。もしかして、合ってます?
山田:合ってる(笑)。
橋本:私は逆で、家にずっとい続けることができない人なんですよ。
山田:僕の場合、お酒を飲むとなっても外じゃなく家で飲みたいし、家だと全部完結できるじゃない。本当に真逆なんですよ。
ドラマで共演したときも、橋本さんは自分とまったく違うなというふうに思っていました。最近、ものすごく忙しい日々を過ごしていると思うんだけど、オフがないと「うわー!」という感じになったりしないの?
橋本:ないかもですね。朝ドラをやっているときも、「土日が休みなので平気です」という話をしていたんですけど、そういえば土日も働いているなと思って。私、すごいボケていました(笑)。
山田:朝ドラのときは基本的に地方へ行って、東京に帰ってきて、の繰り返しじゃない。現場でちらっと東京のスケジュールを聞いたんですけど、えぐいっす(笑)。
橋本:アハハハ(笑)。
山田:マジで働きすぎ。たぶん“帰ってきた”ではなく、“宿題をやりに来た”みたいな感覚だよね。
橋本:本当にそういう感じです。詰めに詰め込んで仕事をするのが、東京という場所というか。
山田:だから、ちょっと休んでほしいなと思うくらい、本当に忙しい日々を過ごしているんだなと撮影中に感じました。
橋本:でも、全然そんなことないです。タフなのかなぁ。あと「オンオフの切り替えが得意だ」とみんなによく言われます。仕事が終わって「よし、おいしいゴハンに行こう!」みたいな。それで切り替えて休めるというか。
山田:いやいや「よし、ゴハン行こう!」で切り替えられるって、スゴすぎるでしょ(笑)。