8月8日(日)に開幕するミュージカル「ジェイミー」の公開稽古が8月7日(土)、8日(日)に東京建物Brillia HALL行われ、主人公・ジェイミーをWキャストで演じる森崎ウィンと髙橋颯らが意気込みを語った。
本作は2017年にイギリスのサウス・ヨークシャーにあるシェフィールド劇場にて開幕するやいなや異例の大ヒットを記録し、同年にはロンドン・ウエストエンドでの上演が決定。現在もロングラン公演を続け、さらには、映画化もされるほどの人気を博している。
物語は、将来、ドラァグクイーンになることを夢見る16歳の高校生・ジェイミーが、周囲の差別や偏見と戦いながらも、母親や親友の支えによって自分らしく生きていく姿を描く感動の実話。
森崎や髙橋のほか、安蘭けい、保坂知寿、今井清隆、石川禅らミュージカルスターが一堂に会するほか、2.5次元界を牽引する佐藤流司、DISH//の矢部昌暉、元アンジュルムの田村芽実、元E-girlsの山口乃々華など若手実力派が顔をそろえている。
開幕を前に、森崎、髙橋、安蘭がコメントを寄せた。
――初日を迎える心境を聞かせてください。
森崎:ほっとしている部分もありつつ、緊張感が高まっていて、カンパニーが今、すごく一つになっているので、このまま気を引き締めていきたいと思います。
髙橋:もう1チームを観ることができるので、勇気をもらってやれそうです。初日から全力で挑みます。
安蘭:本当に幕が開くのだとワクワクしています。今はできる状況ではありませんが、乾杯したい気分です。(ジェイミー役の)2人を見守りたいと思います。
――配役の決定から稽古を経て、印象に残っていることは?
森崎:ずっとマスクをしながら稽古をしていて、そして、本番でマスクを取り、みんなの顔を初めて全部見たので、ドキドキしてしまいました。
髙橋:演出家が稽古中、りんごを丸かじりしている姿が印象的でした。かわいかったです。
安蘭:なんといっても演出家が印象的。リモートで初めて会った時は、興奮して画面の向こうから叫んで、はみだしていましたし、こっちに来てくださってからも目の前で全力で指導してくれました。いつも全力で、かわいいなと思って見ていました。誰よりも無邪気でした。
――自分らしく生きていくことに必要だと思ったものはありますか?
森崎:飛行機のフライトシミュレーターゲームをやることです。飛行機が大好きです。
髙橋:たいやきが好きです。「くりこ庵」という店が大好きで、(上演されている劇場がある)池袋にも店舗があります。生地がふわっふわで、分厚いホットケーキのような生地なのに、表面がカリッカリなんです!
安蘭:猫!猫が大好きで、自宅に帰って、見ているだけで癒やされます。本来の自分に戻っていると感じます。
――最後にお客様へのメッセージをお願いします。
森崎:作品を通して、お越しいただいた方の背中を押せるような作品でありたいです。お客様と一緒に成長していきたいですし、そうできると信じています。安全対策は万全に、心よりお待ちしております。
髙橋:ここまでたくさんの方に見守ってもらって、支えてもらってきました。ジェイミーとして、やっと舞台に立てるので、お芝居でしっかり返せるように、感謝の気持ちをお客さんに届けられたらと思います。
安蘭:とにかく、パワーあふれる作品です。それぞれがジェイミーの気持ちになって、癒やされて帰っていただけると思います。二人とも、まったく違ったジェイミーで、すごく素敵なので、ぜひお越しください。
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最新情報は、ミュージカル「ジェイミー」公式サイトまで。
撮影:田中亜紀