7月30日(金)、映画「ベイビーわるきゅーれ」 の初日舞台挨拶が行われ、主演の髙石あかり、本宮泰風、三元雅芸、秋谷百音、ラバーガール(飛永翼、大水洋介)、メガホンをとった阪元裕吾監督が登壇した。

本作で映画初主演となった髙石は「映画の初日に、このステージに皆さまと立てて、女優さんとしてすごく特別な1日になりました。今日をすごく楽しみにしていました」と初々しく挨拶。

また、本作で髙石とW主演となった、スタントパフォーマーの伊澤彩織は、現在ドイツで撮影中ということで、この日は欠席。伊澤からの手紙が代読された。手紙で伊澤は「奇遇なことに、(タイトルの)『ワルキューレ』も、あかりちゃんと2人で歌った挿入歌のタイトル『らぐなろっく』もドイツ語なんです。『ワルキューレ』は戦士の神、オーディンに仕える武装した乙女たちのことで、ドイツ語で『死者を選ぶ女』を意味するそうです」とつづった。

さらに「この作品がクランクインする前、 監督から送られてくるタイトルが6回くらい変わった」と明かされると、阪元監督は、「最初は『JKわるきゅーれ』みたいにしようかという話もあったけれど、JKはよくない単語だと言われた。『わるきゅーれ』はずっと変わらずにあったため、それこそ天からの授かりものです」と語った。

また、舞台挨拶でMCを務めた飛永、大水も今作に出演。役どころについて、飛永が「殺し屋組織のマネージャー役です」と説明すると、大水は「主演を務めさせていただいています」とジョークを飛ばし、会場を笑わせた。

実際はコンビニの店長役を演じた大水は、「役作りをするにあたって、『デ・ニーロ・アプローチ(※)で、歯を全部抜いた』」と発言。飛永が「コンビニ店長の役でですか?」と指摘すると、大水は「はい。でもコンビニ店長は歯があった方がいいなと思って、もう1回全部入れ直しました。体重も30キロ落として、戻しました」とボケつづけた。

※デ・ニーロ・アプローチ→役に合わせて体を変える、ロバート・デ・ニーロの役作り方法。

映画「ベイビーわるきゅーれ」は、テアトル新宿ほかで全国順次公開中。

©️2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会

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