──副島宏司監督の演出で印象に残っていることを聞かせてください。
荒木:演出という感じではないのですが…最初は、“女の子”になっている真琴の声のトーンやしゃべり方をどうしたらいいかわからなかったので、監督と試行錯誤しました。
瑚々:何かあると相談をしてくださる監督だったので、みんなで作っている感じがあったよね。話し合いをして、監督が脚本と照らし合わせて整合性が取れてるかということを確認してくださって、演じる側としても腑に落ちた状態でシーンに臨むことができました。
荒木:そう。疑問が出てくるたびに、監督に「ここのセリフ、こういう理由で腑に落ちなくて」と相談に行くと、違う言葉を一緒に探したり、気持ちがつながるように考えてくださったりしたんです。本当に演じやすい現場でした。
瑚々 荒木飛羽のクセ強キャラにびっくり!「『ちいかわ』にハマっているそうで…」
──本作は岡山でロケをされたと聞いています。同世代のキャストも多い現場だったと思いますが、撮影中のエピソードを教えてください。
荒木:僕、トマトが食べられなくはないんですけど苦手なんです。でもカフェでいくつも食べるシーンがあって。とにかく頑張って食べつつ、隙を見て瑚々さんにあげていました(笑)。
瑚々:トマト大好きなので、たくさんもらいました。
私が印象的だったのは、思っているより荒木くんのキャラが濃かったことです(笑)。「あれ?いないな」と思って見まわすと、大学生のエキストラさんのほうにいてお話していて、しかもすごくなじんでいて。
あとは、『ちいかわ』にハマっているそうで、日常会話とかで何か要素を見つけると全部『ちいかわ』に結び付けようとしてくるんです(笑)。「今の、『ちいかわ』のハチワレだ」って。
荒木:たまにハチワレと似たようなことを言うから(笑)。
瑚々:たまにじゃなくて、毎日言われたよ(笑)。それがすごく印象に残っていますね。
──エキストラの皆さんとはどんな話をしていたんですか?
荒木:今回、大学のシーンには岡山の大学生の皆さんがエキストラとして参加してくださっていたんです。待ち時間にふと見たら皆さん立っていたので、話しかけてみたら…そのときはたまたま同じゲームをやっている方だったので、すごく仲良くなって。一緒にご飯も食べました。
──普段からエキストラの方と話すことがあるのですか?
荒木:いや、結構人見知りするタイプです。でも、そこにいられると話しかけたくなっちゃうというか。…話しかけやすそうだったのかな?
瑚々:それは私にはわからないよ(笑)。
荒木:街を歩いていて、近くにいる知らない人に話しかけてみることもあるんですけど。
瑚々:それって人見知りじゃなくない(笑)?
荒木:いや、人見知りなんです(笑)。
瑚々:でも、荒木くんがこういう人だから、初共演でも幼なじみ感が出せたのかなと思いました。