7月27日（火）、映画「子供はわかってあげない」完成披露上映会に、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司、沖田修一監督が登壇した。
イベント前半の様子はこちら
本作は、数々の漫画賞で話題を呼んだ田島列島による同名コミックスを原作にした、元気でマイペースなヒロイン・朔田美波が、ある運命（!?）の出会いをきっかけに、ちょっぴり風変わりなひと夏の冒険を繰り広げる珠玉のハートフル作品。
主役の美波を演じるのは、10代最後の夏を本作に捧げる上白石。そして、不器用だけどやさしい美波の同級生「もじくん」こと門司昭平役を、注目の若手俳優・細田佳央太が演じる。上白石と細田のフレッシュなコンビが爽やかな魅力をスクリーンに焼き付け、豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治らの実力派が脇を固めている。
映画「南極料理人」、「横道世之介」で知られる沖田監督は、本作が初の漫画原作の映画化であり、青春物語となる。新境地に挑戦した心境を、「いつか10代の女の子で映画を撮りたいと思っていた」と感慨深く語った。
イベントの後半では司会から登壇者に向けた質問「忘れられない夏の思い出、冒険エピソード」に答えるパートが設けられた。
千葉は、「大学生の頃に“青春18きっぷ”を使って、東京から広島に住んでいる友達の家に遊びに行った」と振り返り、「青春でした」とにっこり。
小学生時代の夏休みを振り返った細田は、「普段は見られない時間帯の番組を見ることに優越感があった」と、夏休みにテレビ漬けの日々を送っていたと懐かしむ。当時の心境を、「夏休みのテレビの時間だけは、大人の世界に入ったような気になっていた」とコメントすると、千葉がすかさず「夏休み明けたら『あれ見た？』っていきなりナウい子供になってたの？」とツッコんで笑いを誘っていた。
豊川は、役者を目指し大学を退学して上京、バイトで貯めた資金も底をついたが「何とかなった」と語りだして一同を驚かせた。続いて、「携帯電話もない時代だったから、友人のアパートの前で何時間も帰って来るのを待ったり、公園の水を飲んで過ごしたり」とサラッとサバイバルな生活を披露してさらに驚かせていた。
本作で水泳選手を演じる上白石は、「小学5年生の頃に水泳スクールに通っていました。夏休みで、朝起きたらラジオ体操に行って、水泳スクールに行って、帰ったらかき氷を食べて。夏ど真ん中なあの生活が懐かしい」と、夏の思い出に目を細めた。
また、3作連続で水泳選手を演じていることに触れて、「残りはバタフライを泳ぐ役がくれば“個人メドレー”が完成する」とコメントし、「バタフライ役の依頼を待っています」とほほ笑んだ。
＜イベントの様子は動画でも＞
映画「子供はわかってあげない」は8月20日（金）全国公開、8月13日（金）テアトル新宿先行公開
Ⓒ2020「子供はわかってあげない」製作委員会
Ⓒ田島列島／講談社
配給：日活
最新情報は公式サイトまで。
