<陣内智則&バカリズム コメント>
――収録はいかがでしたか?
バカリズム:みんな面白かったです。心のどこかで「ちょっとヤバいな…、俺もそろそろ新ネタ作らないとな…ライブもやらないとな」とか考えます。そういう意味でも、刺激をもらいますね。
陣内:「令和にアップデートグランプリ」の部分もみんな面白かったですね。スギちゃんも面白かったし、くまだまさしさんは、もう時代関係ないね。昭和から令和、次の時代もウケるだろうね。
バカリズム:たぶん、100年後も面白いでしょうね。笑っちゃうもんな~。
陣内:ほかにも波田陽区、小梅太夫、天津・木村、ムーディー勝山、レイザーラモンHGとか、平成を彩った人がまだまだいっぱいいるので、ほかも見たいな~と思いました。ゆってぃだけ、ちょっと「大丈夫かなぁ」ってドキドキしましたけどね(笑)。
バカリズム:そんなことないですよ、ゆってぃは、今回も面白かったです。でも、好みは分かれるかな(笑)。僕はm好きでしたよ!
――改めてピン芸に対する思いを教えてください。
バカリズム:ピン芸人って、コンビと比べて、『M‐1』や『キングオブコント』に比べて出場者数も少ない。単純にちゃんとしたピン芸人自体が少ないからだと思うんです。生き残っていくのも、それだけ難しいジャンルだと思うので、ちゃんと一人でネタをやってるんだという、ピン芸人全体をもう少し評価してほしいですね。
陣内:「ピン芸人」という呼び方がずっとちょっとだけ引っかかっている。“ピン”ってなんかちょっとバカにされてない?
バカリズム:そうですね、パ行で呼ばれたくない!なんか、はしゃいでいる感じがあってイヤですね。
陣内:だってミュージシャンは“ソロ”でしょ。コンビ、トリオ、ピンって…なんか軽い、確かにパ行で呼ばれたくないね(笑)。そのへんから変えていきたいです。我々が“ピン芸人”のイメージを、呼び名をかっこよく変えていきたいなと思います!