7月22日(木)、アニメーション映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」初日舞台挨拶が行われ、市川染五郎、杉咲花、イシグロキョウヘイ監督が登壇した。
2度の延期を経て、ようやく公開の日を迎えた本作。杉咲は「いつお客様のもとに無事に届くのだろうという思いがあったのですが、ようやくこの日を迎えることができました。しかもこの映画にぴったりな夏に公開になることもすごく嬉しいです」と笑顔で挨拶した。
本作でコミュニケーションが苦手で、俳句以外では思いを伝えられないチェリーの声を演じた市川は「自分自身も人見知りなところががあって、似ている部分がたくさんありました。ここまで似ている役をやらせていただくことにご縁を感じています」とコメント。
司会者に「俳句にも興味を持ちましたか」と問われると「歌舞伎のセリフも七五調というセリフ回しがあるので、少し似ている部分があると思います」と答えた。
劇中の掛け合いを大切にするため、約25人が集まって一緒に行われたというアフレコ。今回声優初挑戦だった市川は「今のこの状況だったら同じブースで、間近にプロの方のアフレコを拝見することは出来なかったと思うので、その点でも貴重な経験になったと思います」と振り返った。
また、共演した多くの声優陣の中でも、市川は山寺宏一の演技が印象に残っているようで「山寺さんはフジヤマの役を主にやられてましたけど、トムという猫の役もされていて。アフレコの日までそのことを知らなかったので、やっぱりいろんな声をお持ちなんだなと間近で見て感動しました」と語った。
イベントでは、公開初日を祝して鏡開きが行われた。
最新情報は、劇場版オリジナルアニメーション「サイダーのように言葉が湧き上がる」公式サイトまで。
「サイダーのように言葉が湧き上がる」 絶賛公開中
配給:松竹
©️2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会