7月20日(火)、映画「ジャングル・クルーズ」の日本版完成披露試写会に、日本版の声優を務めた木村佳乃と、ジャングルポケットの斉藤慎二が登壇した。
映画「ジャングル・クルーズ」は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のディズニーが贈る、ディズニーランドの人気アトラクションから誕生した、実写映画の最新作。
本作で、木村が演じるのは、アマゾンに伝わる「不老不死の花」を探す、女性博士のリリー役で、抜群の行動力と探求心に溢れた明朗快活なキャラクター。リリーは“永遠の命を手にする”と伝えられていた、「不老不死の花」を追い求め、観光客相手のクルーズ・ツアーの船長、フランクとミステリアスで危険に満ちたアマゾンのジャングルへと出発する。リリーの弟・マクレガーの声を斉藤が演じる。
木村は「リリーは、パンツを履くのがはばかられる時代でも、自分が履きたいものを履き、行きたいところへ行く、考えるよりも行動を起こす。とても勇敢で、活発な女性の役でした。声を担当してとても楽しかったです」と笑顔で挨拶。
斉藤は「この話をいただいたときは、僕も信じられませんでした。実際のジャングル・クルーズのアトラクションも大好きだったので、それが実写版として日本語吹き替え版で携われて本当にうれしかったです」とコメントした。
MCが「素敵なお洋服ですね」と、2人の衣装に触れると、木村は「斉藤さん真っ白ですよね」と、話し始めようとするも「斉藤さんの真っ白よりも、先に私が話させてもらおうと思います」と舵を切った。ペイズリー柄のセットアップを着用した木村は「ペイズリーは映画とは関係なく、私が好きだから選んだもので。活発的な格好で参りました」と説明。
MCから「斉藤さんいかがですか?」と問われた斉藤は「僕はマクレガーが…」と自分の衣装の話を始めようとし、木村から「今(の振りは)、私の服の感想じゃないですか?斉藤さん!」とダメ出しを受けた。焦りながらも、斉藤は「すごく似合ってますよ。僕の白にも負けてないんじゃないかと思うくらい」と持ち上げた。
斉藤の衣装の話になると、木村は「新婚じゃないですよね、結婚式じゃないですよね?」といじりはじめ、斉藤は「4年くらい前に結婚式はやりましたけどね」と受け流した。続けて「普段コントでスーツを着ることはあるんですけど、こういった王子様のような真っ白な衣装を着ることはないので、うれしいです」と微笑んだ。
また、声を担当する上で難しかった点や、お気に入りのシーンについて質問が飛ぶと、木村は「セリフの分量が多かったことと、セリフが早口で難しくて苦労した」と振り返った。
お気に入りのシーンについては「自信があるシーンは、『キャー』と驚くシーンがあって、あの雄叫びは、すごくエミリー・ブラントさんを模倣できるくらいそっくりに出来たと思ってます」と熱弁した。さらに客席のスタッフに「あの雄叫びはクオリティ高かったですよね!」と問いかけるなど、自画自賛した。
今回「吹き替えをやるのは初めてだった」という斉藤は「口に合わせることに集中してしまうと、感情が出てこなかったりするし、早口になると聞き取れなくなるので、感情を入れながら丁寧に声を当てるのが難しかったですね」と語った。良かったシーンについては「演説をするシーンは、何度か撮り直しはしましたが、自分の中で納得のできる形になったかなと思います」と、身振り手振りを交え発表した。
「ジャングル・クルーズ」は、7月29日(木)より映画館、7月30日(金)よりディズニープラス プレミア アクセスで公開される。(※プレミア アクセスは、追加料金が必要です。)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©️2021 Disney Enterprises,Inc.All Rights Reserved.
最新情報は、「ジャングル・クルーズ」の公式サイトまで。