11月11日(水)、日本ベストシューズドレッサー賞の授賞式が開催され、「今年もっとも靴の似合う著名人」として、ルー大柴、松丸亮吾、岡田結実が受賞者として登壇した。
授賞式では3人がそれぞれ“履きたい靴”をデザインをし、職人が丹精込めて制作したコラボレーションシューズがプレゼントされた。
男性部門を受賞した松丸は、「4人兄弟の末っ子で、子ども扱いをされることが多く、革靴を履いていても“背伸びしている”扱いを受けることが多かったのですが、今回“靴が似合う”ということでこの賞をいただけてうれしいです」と、喜びを語った。
女性部門を受賞した岡田は、「靴が大・大・大好き!」とデザインしたミドル丈のブーツを大事そうに抱えながら、「靴にはその人が現れるといいますが、靴を履いた時に姿勢が“シャン!”とする気持ちを自分自身大切にしています」と笑顔を見せた。
そしてシニア部門の受賞となったルーは、「シニア部門ということで“ベリーオールド”でございますけどもね」と、早速“ルー語”で感想を表現。移動中にマネージャーからこの受賞を知らされ、「藪からスティック(棒)で驚いた」とコメント。
「シューズはボディを支えるベリーインポータント、重要な役割をしているんですね。シューズもメニーメニー持っていてラブ着(愛着)を感じている」と、靴にもこだわるお洒落さをアピールしつつ、「私はとてもハッピー者」と受賞を喜んだ。
三者三様のこだわりを見せたデザイン
授賞式では、それぞれがデザインした靴のコンセプトも発表された。松丸は「表は格好いい革靴なんだけど、“まつまる”ということで、見えない底に“✖〇”を入れました」と松丸らしい“遊び心”を込めたと紹介。
岡田は、「ふくらはぎがちょうど細く見える長さ」と細かい丈や素材感にも妥協しなかったと語り、「靴愛を語ったらあと3時間くらいは語れます!」と自身のデザインした靴をとても気に入っているとコメント。
ルーは、「敢えてヤングな感じのシューズにした」とエナメル素材のスリッポンをデザイン。「私も還暦過ぎましたけど、いつでもヤングなフィーリングで、ライフ懸命…一生懸命生きていきたい」とルー語を重ね続けた。
岡田結実「ギャグを直伝したい」と父の子どもを祝福
授賞式後に取材陣からの囲み取材に応えた3人。日常で靴を選ぶ時のこだわりを聞かれると、岡田は「今日の感情を履く靴に投影します。(デザインした)この靴はデートの時に履きたい、『キメたいな』って時に…恋愛解禁なので」と、「怒られちゃうかな?」と会場にいたマネージャーを見ながら笑顔。
松丸は、「その日の靴がフォーマルだと身が引き締まり、逆にカジュアルだと気が楽になる、という使い方をしています」と、緊張しやすい自分なりに靴選びにも意識を向けているとコメント。
岡田は父である岡田圭右に昨月子どもが生まれたことについて聞かれると、「めでたいんですけれど、スベりの血が引き継がれたと思うとその子の人生が心配」と軽快な返しを見せ、「大きくなったらギャグを直伝したいと思います」とにっこり。
家族に今回の受賞を伝えたか尋ねられた松丸は、「まだ兄(DaiGo)には内緒にしている」と答え、その理由を「ご飯を一緒に食べる度に服チェックされるんですけれど、靴とか身だしなみとかすごいバカにされるんですよ(笑)」と末っ子ならでは(?)の苦悩を明かした。
最後に「今年の流行語」ならぬ「ルー行語」を聞かれたルーは、「“グランチャイ(孫)”かな。今年に女の子が生まれてこれで孫が3人になりました。私にはファースト・サンとセカンド・サン(長男次男)がいるんですが、ファースト・サンに2人目が生まれました」と優しく目を細めた。
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