11月13日(金)都内でRIZINの会見が開かれ、12月31日(木)に開催される「RIZIN.26」にて、朝倉海選手vs堀口恭司選手の対戦が発表された。
会見場に登場した朝倉選手は、「朝倉です。ついにこのカードが決まって、僕自身も楽しみにしているし、皆さんも待ち望んでいたカードだと思うのでうれしいです。堀口選手は実績もすごいし日本の格闘技を引っ張ってきたので、一筋縄ではいかないと思いますが、堀口選手を(去年)KOしてから4試合してチャンピオンになっているので、前回よりも強くなっていますし、もう一発ぶっ飛ばしてやろうと思います。歴史的な試合になると思うので会場で見てください」と力強くコメント。
現在アメリカに滞在している堀口選手はネット中継で参加し「前回、KOで負けたのでやり返したいです、見ていてください」と語りつつ「朝倉選手の試合は見てきたし、強いと思う」と加えた。
朝倉選手といえば、昨年8月の「RIZIN.18」で、当時二冠制覇の王者・堀口選手をわずか68秒でマットに沈め大番狂わせを演じたことで大きな話題となっていた。昨年大晦日は、堀口選手とのバンタム級タイトルマッチが決まっていたが、堀口が怪我によりベルトを返上。朝倉選手は、アンゴラのマネル・ケイプ選手と再戦となる王者決定戦で2R開始早々にパンチによるTKO負けを喫し、王座獲得とはならなかった。再起戦となった今年8月、マネル選手のUFC(アメリカの総合格闘技団体)移籍により空位となった王座を賭け、修斗フライ級世界王者の扇久保博正と対戦。戦略通り1R終盤に右アッパーからの飛び膝蹴りで粉砕し、第3代バンタム級王者に輝いた。
朝倉選手は、かねてより「堀口選手とタイトルをかけて勝負したい」と語っており、いよいよそれが実現した形となった。
フジテレビでの放送も決定し、それぞれが視聴者へメッセージを送った。堀口選手は「格闘技って野蛮に見られている部分もありますが、ドラマがある、いいスポーツだと思うので楽しみにみてください」、朝倉選手は「堀口選手との闘いは、今年を締めくくる激闘になるので、絶対に見逃さないでください」
大晦日に繰り広げられる“歴史的な瞬間”に注目したい!