11月13日、松岡修造とティモンディ(高岸宏行・前田裕太)が初めて対談するスペシャル動画「【緊急企画!】P&G想いの架け橋プロジェクト 松岡修造×ティモンディ 想いのリレートーク」が公開された。

この動画は、P&GのテレビCM「想いの架け橋~未来へ」篇に出演し、「想いをつないで、未来への架け橋に」というメッセージを発信している松岡と、そのメッセージに賛同したティモンディによる対談の模様を撮影したもの。

熱血キャラの松岡と、「やればできる」のフレーズでブレーク中のティモンディによる“ポジティブで熱いツーショット”が実現した。

マウンド上で涙を流した理由

対談の最初のテーマは「応援」。なぜティモンディ高岸が「やればできる」のフレーズで応援するのかを松岡が聞くと、高岸は「自分が心折れそうなときに、この言葉で乗り越えた」と返答。プロ野球選手になる夢を怪我で断念せざるを得なかった大学3年の春、高岸の目に飛び込んできたのは東日本大震災からの復興活動に尽力するサンドウィッチマンの姿だったといい、彼らの存在がなければお笑いの選択肢はなかったという。

「誰かに応援されて今の自分があるから、今度は応援側に回ろう」と考えたという高岸。「『やればできる』という言葉をよく使いますけど、僕自身もチャレンジを通じて勇気を与えたいと思って芸人を目指しました」とお笑いの道を志したきっかけを語った。

そんな高岸の横で前田は「僕自身は、明治の大学院に行っていて、法律関係の仕事を通じて、社会的弱者の人を救いたいなと思っていました。そこで高岸にお笑いの道に誘われて、『高岸とやるんだったら何しても楽しいだろうな』と思って、乗ることにしました」と話した。

そして話題は、今年10月にティモンディが神宮球場で参加した“プロ野球「ヤクルト-広島」の始球式”へ。マウンド上で涙を流した理由について聞かれた高岸は、「お恥ずかしい。あれはプロ野球選手の時間なのに、僕が思わずグッと来ちゃった」といい、始球式で伝えたかったことについては「僕はもうプロ野球選手の夢は諦めたけど、プロ野球選手のいる空間の中で野球をやったという事実で、僕の中では、小さい頃からの夢は叶った。皆さんも、“咲く場所は違っても、諦めないでいれば、花は咲かせられるんだよ”という勇気を与えたい。そんな思いの一投です」と当時の心境を明かした。

松岡×高岸、オレンジ色への思いと共通点

撮影の合間にも、松岡と高岸はオレンジ色について会話が弾み、「生まれた時からオレンジ色が好きだった」という松岡が、オレンジ色への思いを高岸と熱く語り合う場面も。また、松岡が高岸のいつもの衣装はどうやって作ったのかを尋ねると、高岸は「特注ではなく、事務所の社長から贈られたものです」と回答。

さらに、松岡と高岸は身長が同じ188cmという共通点も。おそろいのオレンジ色の衣装を着ているとより迫力が増し、オレンジ色のツインタワーに挟まれることとなった前田は、対談中もしきりに「二人のオレンジ色の圧がすごくて、僕もオレンジになりそう」とこぼして笑いを誘っていた。 

撮影当日、ティモンディとの初対談をとにかく盛り上げようと考えた松岡。「応援・架け橋・夢」という三つのテーマで対談を進行することも、実は松岡の提案によるものだったそうだ。テーマを自筆で書いた紙をイスの裏側や観葉植物、絵画の裏など、現場に置かれたさまざまな備品の中に隠し始めた松岡は、「彼らはたぶん、ものすごく緊張してやってくる。だから、少しでも話しやすい雰囲気にしたい」と語っていた。

また、今回が初共演に、前田が思わず記念撮影をはじめる一幕も。高岸は「修造さんの背中に追いつくぞという夢がまた一つできた」、前田は「『応援』の究極形態と今日会えるぞと楽しみだった」と、念願の松岡との共演について嬉しそうに話した。