グローバルボーイズグループ・JO1が、自身初のアルバム「The STAR」発売前のPRイベントを11月14日(土)に開催し、タワーレコードでアルバムを予約・応募した全員を対象に、オンラインにて生配信された。
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「MONSTAR」は「與那城の筋肉を使った楽曲」!?
自由奔放な自己紹介や、「成長したと思うメンバー」などの質問で盛り上がったトークコーナーに続き、アルバム収録曲「MONSTAR」の話題へ。曲の特徴を聞かれ、鶴房汐恩が「(與那城)奨くんの筋肉を使った楽曲です」と答えると、與那城は「初耳です。体をこっちに向けずに振るの、やめてもらっていいかな!?」と、真顔で冗談を飛ばす鶴房にツッコんだ。
改めて鶴房は、『(フランス語で)私の』という意味の『MON』と、英語の『STAR』をくっつけた『私の星』という造語と、『怪物』を意味する『モンスター』をかけたタイトルになっています。振り付けにも、怪物のような動きの要素が」と、真面目に紹介。
曲にちなんで、木全翔也が「俺がお前の『MONSTAR』さ」と決めゼリフを披露すると、いよいよ「MONSTAR」のパフォーマンスへ。ヒップホップベースのR&B曲で、力強くも切なく幻想的なこの曲は、「I will be your MONSTAR」という歌詞に「僕があなたを守る光になる」というメッセージが込められている。
1番“やんちゃ”なのは誰?大平の持ち込み企画でメンバーの愛嬌がさく裂
パフォーマンスを終えると、着席スタイルでのトークコーナーに突入。『PRODUCE 101 JAPAN』の課題曲でもあった「Happy Merry Christmas」と「やんちゃBOY やんちゃGIRL」が、“JO1 ver.”として今回のアルバムに収録されるということで、オーディション中も当該曲に参加していた白岩瑠姫と大平祥生が話題の中心に。
JO1バージョンの「Happy Merry Christmas」のポイントを聞かれた白岩は、「『プデュ』の時に比べると、パフォーマンスする人数が増えているので、より盛り上がる楽曲になっていると思います。構成も変わりましたし、誰がどこを歌うのか、チェックしてほしいですね」とアピール。続けて「あと…すごいところがあるんです。まだ言えないんですけど。この曲をもっと好きになってもらえると思います」と含みをもたせ、ファンの期待を煽った。
大平は「『やんちゃBOY やんちゃGIRL』は、『プデュ』の時、とにかく“愛嬌”が大事って言われていました」と振り返ったかと思うと、突如、持ち込み企画「やんちゃBOY やんちゃGIRL選手権」を開催。メンバーが1人ずつ、曲に合わせて愛嬌を披露し、大平による独断と偏見で、“1番よかった人”を決めるというもの。
見本を求められた大平は、「このまま笑って いつまでも やんちゃGIRL」の歌詞に合わせて愛嬌たっぷりに踊るも、豆原一成から「かわいいけど、振り付けミスってたね」とツッコまれ、「めっちゃ久しぶりやったから…」と肩を落とした。
「最初はテンション上げたいので」と、大平の指名でトップバッターは河野純喜に。満面の笑顔から、最後は突然泣き顔に変わるというトリッキーなプレーを見せ、「やんちゃすぎて泣いちゃった」と説明。続く川尻蓮は、通常の振り付けにアレンジを加え、最後は両手ピースで満面の笑顔。「23歳にはキツい!」と苦笑いする川尻に、與那城が「25がおるぞ!」と、背後から恨めしそうに声をかけた。
豆原は最後にぺこぱのシュウペイの、おなじみのポーズを入れ込み、白岩は照れ笑いでダブルピース。「『ハピメリ』の時は己を捨てて頑張ったんですけど…今回は捨てられませんでした」と、耳を真っ赤にして恥ずかしがった。
続く金城碧海は、カメラ目線で軽く微笑んで何度も頷き、最後にピースやハートのポーズを。そして曲が鳴り止むと同時に完全な真顔に戻るという、愛嬌をほとんど見せないイレギュラーな表現にメンバーは大爆笑。白岩は「夏休み明け、ああいう(ぶっきらぼうな)子、いますよ」と例えた。
全力で踊ったのち、最後はきょとんとしたような笑顔を見せた木全。「僕がやったら画面が割れますよ」と自信を覗かせていた鶴房は、その宣言通り、表情豊かに振り付けを。「めっちゃよかったよ!」と称賛されると「知っています」とドヤ顔で締めくくった。
川西拓実は全力の笑顔とウインクで愛嬌を振りまくが、終わった瞬間に脱力。與那城は妖艶な目つきで振り付けを踊り、最後はピストルのポーズで「バーン」と、画面の向こうのファンを撃ち抜いた。トリになった佐藤景瑚は、自分の座っていた回転イスを持ち上げてハンドルに見立て、ドライブ風のシチュエーションでキメ顔を見せるパフォーマンスを披露。
大平による審査の結果、1位の座は“特に何もしなかった”金城へ。「あえて“やんちゃしない”っていうのがよかった」と評価する大平に、與那城も思わず「これ、“やんちゃする”企画だったよね?」と戸惑いを隠せない様子。「この喜びを、お父さんとお母さんに伝えたい」と話す金城に、周りからは「そこは『るるたん』だろ」と冷静にツッコミが入った。
そして、企画に挑戦したメンバー全員へのプレゼントとして、大平が声優出演している映画「えんとつ町のプペル」のチケットを贈呈すると発表。映画の“告知”にも関わらず、メンバーは皆「マジ!?」「やったー!」と、無邪気に大喜びしていた。
続けて、オンライン配信を楽しむファンのために、メンバーが1人ずつ前に出て、スクリーンショットのためのポーズを取る「スクショタイム」を設けることに。
豆原はやはりシュウペイのポーズを、川西は流れ星・ちゅうえいの「パカッ、ちゅうえい」の一発ギャグを、そして佐藤もちゅうえいの「(カメラを)カシャ、カシャカシャ…釈迦」の一発ギャグを披露するなど、お笑いへの貪欲さをのぞかせていた。
「スターダンス」が光る!川西の語りの裏でメンバーのおふざけも
今回のアルバムのリード曲「Shine A Light」のメインとなる振り付けに、「スターダンス」と命名したのは、センターを務める川西。振り付けのポイントを説明する間、両隣の鶴房と大平が川西へマイクを向け、端に座る木全はカメラマンになりきり、川西に向けてカメラ(風に持ったマイク)を構えるなど、細かな“おふざけ”が見える場面も。
そしてイベントの最後は「Shine A Light」のパフォーマンスへ。明るく爽やかな曲調に、前向きな歌詞が乗せられたこの曲は、メインとなる「スターダンス」のほか、お互いの手を取り合う部分や、星に向かって手を伸ばすような振り付けが随所に散りばめられ、この先への希望に満ちた曲に仕上がっている。
パフォーマンスを終えると、口々に「楽しかった」と笑顔を見せ、JAMへの感謝の気持ちを1人ずつ述べた。
全員があいさつを終えると、「この先もビッグイベント、まだあるんですよね」と新たな話題を展開する與那城。「瑠姫、わかる?」と突然振られた白岩は「12月19日のオンラインライブですよね」と答えるも、「全然違うけど…」という他メンバーの反応に戸惑いを見せた。
川西が「あれですよね、12月25日の…」と割って入ると、大平が意気揚々と「『えんとつ町のプペル』公開!」と続き、「違う、違う!違います!」と、状況が複雑になりかけたところで、佐藤が大きなケーキを持ってステージに登場した。
実は、19日に誕生日を迎える白岩に、サプライズでお祝いを用意していたのだ。全員での「ハッピーバースデー♪」の合唱を受け、うれしそうに笑う白岩。「(ろうそくの火を)一息で消します!」と宣言して(少し失敗したのをごまかしながら、ふた息で)吹き消すと、改めて「本当に気づかなかった。オンラインライブのことを告知しなきゃ、って思っていたら…」と、驚きをあらわに。
白岩は続けて「1年前が(オーディション番組の)コンセプトバトルをやっていた頃ですよね。そこからいろんな経験をしてきて…。これからも、1人でも多くの方の支えになりたいので、生きている限り、頑張り続けます!」と意気込み、イベントは賑やかなままに幕を閉じた。