11月16日(月)、映画「461個のおべんとう」の“ありがとう溢れる”舞台挨拶が行われ、井ノ原快彦、道枝駿佑が登壇した。

映画「461個のおべんとう」は、ヒップホップバンド「TOKYO  No.1 SOUL SET」の渡辺俊美によるお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)を原作とした、お弁当を通して築かれる親子の絆の物語。

11月6日(土)に公開されると、Filmarksの初日満足度ランキング1位を獲得。SNS上でも「美味しそうなお弁当がたくさん出てきてお腹空いた」「ライブシーンの音楽よかった!」「親子の絆に泣けた」などと、話題になっている。

この日を含め、公開前後4度の舞台挨拶を行ってきたが、ここまでやってこられたのは「スタッフの力があった」と、井ノ原がさっそく“ありがとう”の思いを語り始める。

その言葉に、隣でうなずき「確かに!」と“ため口”で相づちを打つ道枝。しかし、ここでニヤリと笑う井ノ原に、道枝がすかさず「なんで笑うんですか!」とツッコミを。

実は、この映画を撮影するにあたり、親子役を演じることもあり、事前に“ため口協定”を結んでいた2人。しかし、前回の舞台挨拶で道枝が、井ノ原と“普通”の先輩後輩に戻ることを宣言。

その言葉通り、「この前もらったメールが、めちゃくちゃ敬語だった」といい、「それを今日、抗議しました(笑)」と裏事情を語った井ノ原。その言葉を受けてか、“ため口”で話す、素直な“息子”に笑いがこらえきれなかったよう。本当の親子のようなほっこりとしたやりとりに、会場には温かい空気が流れた。

そして、約1年前に撮影され、今年に入ってから多くの宣伝活動をともにしてきた2人。改めてこの日、お互いに向き合うと井ノ原が「ちょっと待て!お前、またデカくなってるでしょ(笑)?」と、道枝の成長に驚きの表情を見せる。当の道枝は「180センチは行きたいと思っています!」と、まだまだ成長したいと希望を語っていた。

また、チャレンジしたいことを聞かれた道枝は「料理はちゃんとやりたい」と回答。すると、井ノ原が「俺があれだけ作って(現場に)持って行ったりしていて、玉子焼きは作ろうと思わなかったの?」と、素朴な疑問をぶつける。突然の問いに道枝が「あ、いや…」とタジタジしつつ「すみませんでした!」と素直に謝罪。2人は、テンポのいいやり取りで終始会場を笑いで包んでいた。

映画「461個のおべんとう」は、絶賛上映中。
最新情報は、映画「461個のおべんとう」公式サイトまで。