8月7日(土)より、伊野尾慧主演、フジテレビ系オトナの土ドラ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』が放送される。
本作は、東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ・第三弾。Season1を、東海テレビで放送後(全8話)、Season2を、WOWOWプライム、WOWOWオンデマンド 10月~放送・配信予定。
『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』の記事はこちら!
“完全記憶能力”を持つ、クールでオトナな准教授・高槻彰良を、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)が、バディを組む、“嘘がわかる”地味メガネ大学生・深町尚哉を、 神宮寺勇太(King & Prince)が演じる。
原作は、澤村御影の「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫)。民俗学の准教授・高槻彰良と、大学生・深町尚哉の凸凹バディが、「コックリさん」や「神隠し」といった怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリーだ。
このたび、高槻の研究室に所属する大学院生・生方瑠衣子役に、岡田結実、深町の同級生・難波要一役に須賀健太、高槻を常に支える幼なじみの刑事・佐々倉健司役に、吉沢悠が決定。ほか、吉田あかり、和泉ちぬがレギュラー出演する。
また、各話ゲストに、志田未来、山田杏奈、金澤美穂、奥村佳恵、市川由衣、馬渕英里何、鞘師里保、松本若菜の出演が決定した。
中段左から)吉田あかり、和泉ちぬ、志田未来、山田杏奈、金澤美穂
下段左から)奥村佳恵、市川由衣、馬渕英里何、鞘師里保、松本若菜
ボサボサ髪の研究一筋文系女子・生方瑠衣子の七変化
岡田演じる瑠衣子は、ボサボサ髪の研究一筋文系女子。原作でも人気のキャラクターで、主人公である高槻や、孤独を抱えた尚哉に自然体でよりそう包容力のある女性。シーンによって、巫女姿や綺麗な服を着た瑠衣子が登場する。
<岡田結実 コメント>
藁人形など民俗学をベースにした原作がすごく面白くて、この世界観に入れるのがとてもうれしかったです。「楽しいな、面白いな」という気持ちが、知識欲に変わっていって、民俗学にハマる瑠衣子の気持ちがよくわかりました。
瑠衣子は、人と人の距離をさっと超えられる、とても軽やかで魅力的な人です。これまでは、等身大の役が多く、今回のようにぐっと大人のしかも大学院生という役は初めてです。元気だけど、大人っぽく、声のトーンも落としてみようと思っています。
伊野尾さんは、バラエティ番組で共演したことがあり、すごく頭の回転の速い素敵なお兄ちゃんというイメージでした。准教授・高槻彰良として会うと、どんな感じになるんだろうとそわそわしていたのですが、スーツ姿の伊野尾さんは、とても神々しかったです。
神宮寺さんは、ご一緒した経験はなく、キラッキラのジャニーズの方という印象でした。ドラマでは眼鏡をかけていて、見た目はいつもと違いますが、セリフ合わせをしたら、「尚哉だ!」と呼びたくなるくらい役にハマっていて、ゾクゾクしました。
純粋に民俗学を楽しめるドラマでもあり、その先にある善と悪や人との距離感も描いています。伊野尾さん演じる高槻と神宮寺さん演じる尚哉の距離感は、見ていてとても心地良く感じると思います。
ミステリーでありながら、ちょっとほっこりするシーンもあり、人の温かみを感じられる作品です。ぜひそういうところも見ていただければと思います。
吉沢悠は、原作のイメージに合わせ、短髪ツンツンヘアーに
危なっかしい高槻の保護者的存在・佐々倉を演じる吉沢は、このドラマのために長めのサラストヘアーをバッサリカット。原作イメージに合わせ、短髪ツンツン
ヘアーで現場に登場すると、スタッフから「おお!佐々倉になってる」と声があがった。
<吉沢悠 コメント>
佐々倉健司は、高槻のキーになる過去を知っていて、彼に対する思いも人一倍強いので、正義感の強いお兄ちゃん的な存在であり、かつ“男の中の男”だと思っています。
伊野尾さんは、すごく責任感が強いと思いましたね。謎解きの台詞は、本当に大変な量ですが、ほとんど間違えないんです。初の連ドラ単独主役だそうですが、自分がドラマを担っていくという思いの強さを感じました。
あと普通に笑顔がいいですよね(笑)。伊野尾さんがいると気持ちが明るくなるし、僕も安心して現場にいられますね。
佐々倉は、ドラマの中でもほっとするようなシーンに登場することが多いので、ちょっと箸休めみたいなシーンで活躍できたらなと思っています。また高槻との会話のキャッチボールを通じて、彼の柔らかい部分も見えたりするので、そういうところにも注目してほしいです。
須賀健太は、アドリブ全開のムードメーカー
難波を演じる須賀には、監督から「自由に!」という指令が。「いいんですか?」と現場では須賀のアドリブが全開。チャラいがマジメな難波になりきり「難波がナンパ、なんちゃって」などのセリフが次々に飛び出し、共演した神宮寺らを笑わせてしまうなど、早くも現場のムードメーカーになっている。
<須賀健太 コメント>
26歳になって、やっと普通の大学生を演じられるのが、すごくうれしかったですね(笑)。難波は、神宮寺くん演じる尚哉と正反対の陽気なキャラクターで、なぜかいつも尚哉を気にかけている、根がいい、まっすぐな人なので、それが伝わればいいなと思って演じています。
神宮寺くんは、面白いっすね。今をときめくKing & Princeですから「『俺はイケイケでっせ』みたいな感じかなぁ」と思っていたところ、本当にいい方で、ずっと一緒になってふざけています。
現場でも「兄弟みたいですね」と言われるくらいです。友達役というのもあって撮影が進むにつれ、お互いの距離がどんどん縮まっている感じがしますし、一緒にいて楽しいですね。
ミステリー作品ではありますが、難波が出てきたら、“お茶タイム”じゃないですけど、ちょっと一息みたいな感覚で見ていただけたらうれしいなと思います。
<あらすじ>
8年前――青い提灯の怪しい光に包まれた祭に紛れ込んだ一人の少年。少年はそこで死んだはずの祖父に出会う。それは人が立ち入ってはいけない人外の者たちの祭だった。
「尚哉、お前はこんなところに来ちゃいけなかったんだ…」。大学生になった深町尚哉(神宮寺勇太)は、孤独を抱え生きていた。8年前の青い提灯の祭の日以来、人の嘘がわかるようになってしまった尚哉。人が嘘をつくと、その声がゆがみ奇妙な音になって聞こえてしまうのだ。
尚哉の能力に気付いた両親は、尚哉を遠ざけ、尚哉もまた親しい人間を作ることなく生きてきた。そんな中、尚哉は、何となく受講した「民俗学Ⅱ」のイケメン准教授・高槻彰良(伊野尾慧)に興味を持つ。高槻の言葉にだけは「ウソ」がまったくなく、その声は心地よく耳に届いたのだ。
見たものをすべて瞬時に記憶できる完全記憶能力を持ち、世の中の怪異現象にしか興味のない高槻。そんなある日、近所の小学校で「コックリさん」を巡る怪異事件が起きる。
「コックリさんに連れていかれる」。児童の言葉に、尚哉は少し驚く。その声は一切、歪まなかったのだ。つまり、本物の怪異が起きている…!?
「素晴らしい!」。怪異を求めテンションが上がる高槻と共に、なぜか助手として謎を追うことになる尚哉。コックリさんのほか、女学生アスリートにかけられた藁人形と針の呪い、撮影現場に現れる女の幽霊、声優志望の女性に憑いた黒い髪の毛の謎など、高槻のもとには、さまざまな怪異の相談が舞い込んでくる。
果たして、本物の怪異は存在するのか。それとも、事件の裏には誰かの切実な思いが隠されているのか。