11月23日(月)、ジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍をみせた人物を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2020」の授賞式が行われ、星野源、本木雅弘、瑛人らが出席した。

「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した星野源は、「この一年、忙しくなることはわかっていたのですが、音楽家として、俳優として、今何をやるのが一番面白いのか、カッコいいのか、そして、今自分が面白いと思うことを常々やっていこうと思いながら活動をしてきて、そのおかげでこの場に立てて、素晴らしい賞をいただけたことを嬉しく思います」と喜びを語った。

またこの日の星野は普段はあまり見せないひげをたくわえたワイルドな姿で登場。「伸ばし始めたら楽しくなっちゃって」と、役柄とは関係なく伸ばしていると言い、その姿を「GQ JAPAN」の鈴木正文編集長から褒められると「どんどん変わっていきたいです」と心境を明かした。

大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)で演じた斎藤道三役が評価され、「アクター・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した本木雅弘は、視聴者、関係者への感謝を述べつつ「実はもう1ヵ月足らずで55歳になるんですけど、まだまだ成熟には程遠く、歯がゆい中年時代を続行中という感じで。世間的には完璧主義者みたいに見られがちなんですけど、節穴だらけです。ただ未完成な人間のもろさや弱さも役者が体現しなければならない一つだと思いますので、そんな寸足らずな自分も楽しんでいきたいと思います」と含蓄のある言い回しで喜びを表現した。

「ブレイクスルー・ソング・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した瑛⼈は、満面の笑顔で登場。「実感っていうのものが湧いてなかったのですが、この場に来て、改めてすごくドキドキして。すごいところに来れたんだな、と、今思っています」と受賞を喜んだ。

さらに大ヒットソング「香水」をライブで披露。鈴木編集長から「素晴らしいです!」と絶賛されると、「歌う前はちょっと緊張して、大丈夫かな?って思ったんですけど、始まったらその緊張と、ここで歌えているという楽しさがふつふつと湧き上がって来て、楽しく歌えました」と感想を述べた。

「GQ MEN OF THE YEAR 2020」 Photographed by Maciej Kucia @ AVGVST © 2020 CONDÉ NAST JAPAN. All rights reserved.