8月1日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、大分県別府市の「別府のスパイスカレー」が紹介された。
温泉街として有名な大分県別府市には、外国人留学生と移住者が開いた個性的なお店が増えたことに伴い、それを目当てに訪れる観光客が増えているという。その火付け役となった別府市の「BASARA HOUSE」で、たべもの建築家・宮川園さんに“一度食べたら病みつき必至”のスパイスカレーを紹介してもらうことになった松岡修造。
早速、店名にもなっている「BASARA」の意味を松岡がたずねると、「“バサラ”は福岡県飯塚市の方言で“超”、“すごく”の意味」だと教えてくれた宮川さん。
そして目の前に色鮮やかな「3種盛りカレー」が置かれ、「どれからいくべきでしょう?」と食べる順番に迷う松岡に、「手前の黄色のスリランカ豆カレーからどうぞ」と宮川さんはアドバイス。
スリランカ豆カレーを口に運び「何このプチプチ?」と食感を不思議がる松岡に、「マスタードシードです、スパイスがたくさん入っています。クミン、ガーリックも」と笑顔の宮川さん。
「スパイスの力がありますよ、辛いって感じじゃない」と松岡が力強くコメントすると、「スパイシーではなく、スパイスのカレーですね」と、スパイスのおいしさを味わうカレーだと説明してくれた。
続いては「ブタナンコツキーマカレー」をひと口。「ん?」と不思議そうな表情を浮かべ、「なんか違う世界に入りました。噛んでいくと、うわ~って広がるんですよ」と率直に第一印象を答える松岡に、「甘夏を絞ると味変できるんですよ」と味の変化も楽しめると宮川さんからのアドバイスが。
甘夏を絞った状態で口にすると、松岡はしばしフリーズしてしまい「全然違う」と驚きの表情を見せた。「まろやかというか、やさしい場所に連れて行ってくれる」と味を表現し、隣の園さんに向かって「どちらかというと園さん的ですか?」と投げかけると、園さんは「ですね」と笑いながらも小首をかしげていた。
大学で建築を学んだあとに別府に惹かれて移住。「記憶の建築も建築」と定義し、「たべもの建築家」を名乗って自分なりのまちづくりを実践中だという園さんの思いを聞きながら、カレーを食べ続ける松岡。
「辛さというよりも、スパイスからくる刺激なんですよね。いや~、これうまい」と称賛しつつ、「園さんが作ったこのカレー、まさに『BASARA HOUSE』で食べているから…バサラ(超)うまい」と早速“バサラ”を使用して見事なオチをつけた。
次回は8月8日(日)に放送予定。
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