12月13日(日)24時30分より、フジテレビでは『サッカーの力を信じて~見えない敵と戦った2020~』(テレビ静岡制作)が放送される。
2020年、新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックは延期になり、世界中のプロスポーツが中断。日本のサッカーも例外ではなく、Jリーグは、開催危機に陥った。
徹底した感染対策をしても不安を感じるJリーガーたち、厳しい経営環境にさらされるクラブチーム、その状況を肌で感じるチェアマンや裏方の人々、さらにはこのような環境下でも、海外で夢に向かって走り続ける日本人選手たち…それぞれが何を感じ、見えない敵にどう立ち向かってきたのか。
番組では、Jリーグ協力のもと、チェアマン、クラブ、選手に取材を決行。激動のシーズンの裏側を追った。さらに、コロナ禍の海外サッカーを体感した長谷部誠選手や岡崎慎司選手のインタビューを通じて、2020年のサッカー界を明らかにしていく。
◆長谷部誠×村井満(Jリーグチェアマン)スペシャル対談
元日本代表主将であり、ドイツに移籍して14年目のシーズンを迎えた長谷部選手(フランクフルト)とJリーグ第5代チェアマン村井満のスペシャル対談が実現。
長谷部選手が体感した無観客試合や、コロナ禍でチームをまとめる苦悩や不安。この難局で奮闘する村井が思う、チェアマンとしての信念。日本そして海外サッカーの最前線で戦う二人が語る「withコロナ」のサッカーとは…。さらに、二人がこれからのサッカー界について熱く語る。
◆岡崎慎司 単独インタビュー
コロナ禍でもスペイン1部昇格の夢を掴んだ岡崎慎司選手(ウエスカ)が、“苦境の中でも夢を掴み取る秘訣”を語る。
◆FC東京 独占取材&座談会
感染状況が厳しい都内唯一のJ1クラブであるFC東京を取材。過密日程や感染対策で悩むフロント、スタッフの実情を追った。
また、森重真人(元日本代表)、永井謙佑(元日本代表)、安部柊斗(東京五輪世代)の3選手が、2020年のJリーグを赤裸々に語る。異例のシーズンで、選手だからこそ感じる「喜び」と「不安」。さらに、ルヴァンカップ決勝が延期になったことへの思いとは…。
◆厳しい経営環境の藤枝MYFC
Jリーグクラブの中でも特に経営状況の苦しいJ3。その中から藤枝MYFCを取材。クラブ存続への不安を抱えながらも乗り越えようと奮闘する経営陣の姿を追う。
さらに、チームに在籍して5年目、リーダー的な存在である、浅田大樹選手。サッカーと別の仕事を両立しながら、J2昇格という夢を追い続ける浅田選手に、新型コロナウイルスが大きな影響を及ぼす。それでも、決して諦めない姿があった――。