さらに!さらに!!複雑化してまいりましたッ!! (2週連続ッ)
あー、もう、謎が謎を呼びまくり!!あの謎があそこに繋がってああなって、だけどあの謎はあそこに繋がるとみせかけてそうじゃなくって、だったらどこに繋がる?どうなってるっけ?で、あの人とあの人は繋がってるでしょ?あの人はあの謎について知ってるんだっけ?どうだっけ?っていうか、あんた誰!!みたいな人もいるし…んでもって、メインのあの家族は偽装家族だけど、じゃあ、あそこの家族は本物…だよね?…っていうか、本物の、“本当の家族”って一体何…?深い!深すぎる!!…うん、だけど、結局、わけわからーーーーん!!!
てことで、迷いに迷った挙句に恐縮ですが、一旦ここまでの状況、自分なりに整理してみますね!
①時は20XX年、地球は氷河期に
②舞台は学校に設けられた避難地区「第七支部」
③そこへ避難してきた主人公家族の木村家
④「第七支部」は家族が優遇され、独り身は疎外される謎システム
⑤だけど木村家は偽装家族
⑥なんなら他にも偽装家族あり?
⑦案の定生まれる、家族VS独り身の対立構造
⑧ついでにママ(羽田美智子)は詐欺師(前科二犯)
⑨おまけに離れ離れになった本当の息子あり
⑩長男(結木滉星)は自覚ありのイケメン、モテモテ、だけど過去に恋人関係で何かあり?
⑪長女(久間田琳加)はクールビューティで天才型、だけど家族にトラウマあり?
⑫パパはずんのやす(紹介が雑)、きっと何もない(ひどい)
⑬なぜか特別な部屋を与えられている謎の老婆(銀粉蝶)、ママの前科を知ってるらしい
⑭ついでに老婆も前科あり(しかも殺人)
⑮もっと言うと老婆、長男長女についてもなんか知ってるっぽい?だけど何かは不明
⑯時折挿入される「第七支部」から離れた“とある山小屋”とサバイバー(福田転球)
⑰そこにいる少年…ママの本当の息子?なの??
⑱その「第七支部」を取り仕切るのは元国会議員の如月(中村俊介)
⑲氷河期で物資もないのに毎日スーツをガチ決めしてる如月
⑳極寒なのにファッショナブルマフラー仕様(差し色的な)の如月
㉑自室に自分の選挙ポスター貼ってる如月(しかも結構な数)
㉒「家族優遇」という謎システムを提唱したのは如月
㉓とか言いつつ、自分は独り身のくせして別室(多分校長室)の如月
㉔スローガン「愛をモットーに生き抜こう!」…やっぱり怪しい如月
㉕アフター氷河期の日本のリーダーを目指してるらしい如月
㉖ちなみに如月の秘書(和田琢磨)はイヤミ系の嫌われキャラ
㉗ママと如月は過去に何かあったっぽい
㉘何かあるついでにママと如月は秘密の無線機で繋がっている
㉙そして、やっぱり、どう振り返ってみても、怪しい如月…
って29個!!多いわ!!!!!後半、中村俊介さん演じる如月関連で遊んじゃったとは言え、29個!!多いわ!!!だったら、30個目指せや自分!!
っというわけで、そんなこんながあっての今週は、椿鬼奴さん演じる班長のエピソード…。っておい!!さっきのまとめに入ってない!!要素増えとるやないかい!!!だってその辺までツッコミ始めたら30個どころの騒ぎじゃないもん。要素書き連ねてるうちに来週になっちゃうもん!!
…っという、自作自演はいいとして、いやぁ、なんつっても、前回ラスト、大興奮でしたよね!!
窃盗事件があるっぽい…え?犯人は元詐欺師のママ?いやそんなまさか?だって老婆に頼まれた化粧水、盗むのかと思いきや、お手製の化粧水、理科室で自分で作っちゃうんだぜ?ママなわけなくない?騙されないぞ!もうバレバレのミスリード!!…暗闇の倉庫的なとこでガサゴソ…班長がガサゴソ…え!?班長が盗んでたの!?うん、そう言われてみればそんな気はしなくもない!!っていうか「第七支部」のセキュリティ、ヤバない!?いくら氷河期の世界で調達できない、物資ないっつっても、鍵もしない、誰でも侵入できる(ってその前のシーンでも一人盗みに入っとるしね)セキュリティやばない!?ザル過ぎない!?そら盗まれるわ!!で、班長、なんで盗むの!?…って、え!?班長の手!!??何そのアザ!?!?盗みの犯人=班長ってだけですでにお腹いっぱいなのに、なんなのそのアザーーーーー!?!?!?!どういうことーーーー?!ってそこへかぶさってくる「クニキダルミさん(ママの本名)」…どういうことーーーーー!?今、言う??今、それ、言う?!如月!!!…と大興奮だった(長いよ)、あの“アザ”、は、今回、あんなに興奮したはずなのに、すっかり忘れてた!って頃合いに出てきますので、どうか忘れないでください。
いやだってさ、今回、冒頭、外部との接触に成功!!救助されるかも!!いや、そんな全員救助するわけないよね!救助する“家族”を優先順位つけちゃうよね!!(by如月)ってんで、それを察知したママが「あたしが班長になって“優良家族”になってみせる!」って、木村家VS現班長・福山家の“班長選挙”バトル!?…かと思いきや、前回、清掃員と偽ってた元刑事(篠原篤)も加わってくるもんだから、家族VS独り身の構図が再び出来て…っていう、目が離せない展開が序盤から連発!!つい班長の“アザ”のこと、忘れちゃうんです…。…だけどその部分も含めて、今回もすさまじいドラマティックの応酬!!うまいこと決着したり、木村家それぞれの過去がまた少し垣間見えたり、“本当の家族”って何?と考えさせられたり、如月がやっぱり、案の定、安定の、中村俊介過ぎて(言い方)、微笑みが怖ろしすぎて、そうこうしてるうちに再び謎めきまくったラストを迎えて、またしても「はよ次見せろ!!」ってなること間違いなし!!
混乱したり、まとめてみたり、思い出して興奮したり、かと思えば再び混乱したり…と、今回はいつも以上にとりとめもないレビューになってしまいましたが(いつもそうだって?そりゃないぜ!!)とどのつまり、とにかく、今週も、『#コールドゲーム』必見!!ってこと!!見て!!
text by 大石庸平(テレビ視聴しつ 室長)