6月19 日(土)、フジテレビでは土曜プレミアム『まっちゃんねる』第2弾が放送され、「女子メンタル」の第2回大会、そして新企画「イケメンタル」が実施された。
「イケメンタル」「女子メンタル」は、松本発案の密室笑わせ合いサバイバル番組『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』(2016年〜/Amazonプライム・ビデオ)の、いわば“地上波特別編”だ。
フジテレビュー!!では、「イケメンタル」「女子メンタル」収録現場の様子をモニターで見学。バトルの模様の一部を収録写真とともに紹介していく。
山田孝之、ボストンバッグ2個持ちで参戦
「イケメンタル」に参戦したのは、山田孝之、高橋克典、武田真治、JOY、木村昴、島太星(NORD)の6名。
収録現場では、小道具や衣装を詰め込んだボストンバッグを2個も引っ提げて登場した山田。まさかの“山田孝之”の登場に全員から絶叫が上がったほか、その荷物の多さには「忙しいスタイリスト?」というツッコミも。この時点で山田の本気度が周囲に伝わっていた。
序盤で攻撃をしかけたのはJOYと木村。2人が“共謀”するかたちで「ハナミズキ」をアカペラで披露すると、さっそく高橋が笑ってしまい、松本から早々にイエローカード(※)を渡される。
※ゲーム中、笑ってしまった度合いに応じて「イエローカード」「レッドカード」が渡される
仕切りなおして“ボーリングのピン”姿で登場した高橋。山田の目の前で、ヘリウムガスを吸った高い声で「なんだこれ」とつぶやくと、山田がわずかに微笑んでしまいイエローカードが。厳しめの判定で「イケメンタル」の洗礼を受けた山田は、「気が引き締まります!」と話しながらも「今ぐらいは(セーフで)いけると思ったんだけどな…」と悔しげにつぶやいていた。
各人がボケを見せるなか、ゲームの中盤でふとジャケットを脱いだ山田。すると、シャツの両乳首の部分に穴が空いており、モニタールームの陣内智則は「長い間待ってたなぁ(笑)!」と注目。
さらに♪enya「Only Time」のリズムに合わせて爪を切りはじめた山田をきっかけに、木村以外のメンバーを巻き込んで即興のサイレント劇が完成するなど、ここからじわじわと山田の反撃が始まる。
勢いに乗りはじめた山田は、主演作「全裸監督」で世界的に有名になった“パンイチ”姿で再び乱入。「シンクロやらない?」と全員に呼びかけ、JOYから「それは『WATER BOYS』(2003年、山田が主演したテレビドラマ)のセリフじゃないの?」と不思議がられるものの、全員を床に寝かせることに成功。
するとここで、山田が「全裸監督」で演じた村西とおるに豹変。
「イケメンたちによるシンクロナイズドスイミング。たまらんでしょう?どうですか?今の気分は」(山田)、「なんか…ゾクゾクしてまいりました」(木村)、「素晴らしい!ファンタスティック!美しいですよ、ビューティフル」(山田)。
「“シンクロ”は初めて?」「“シンクロ”はお好きですか?」など一人一人に言葉をかけて“撮影”していくが、“シンクロ”への気持ちが足りないと判断した山田は撮影を中断して激怒。一同は山田のステージに圧倒されるものの、なんとか必死に笑いを堪えていた。
さらに終盤に差し掛かると、山田は『花より男子』(TBS)で小栗旬が演じた花沢類に扮して登場。「まーきのっ」「もしかしてお前も花沢類か?」と言いながら島に迫り、見事に彼を笑わせた。
花沢類役に徹した山田が有利になりはじめ、モニタールームの松本らも「大躍進」「山田さんが強くなってきた」「マウント取りはじめてる」とハイテンション。終盤には山田がヌンチャクで武田をリズミカルに叩く“サイレント劇”を披露し、「この“舞台”、マジで見に行く価値ありますね」(陣内)など芸人勢から絶賛された。
2時間30分の激戦を終え、審議の結果、山田が優勝。松本から「ディフェンスで危ないところがあったが、攻撃がすごかった」と発表されると、JOYは「『全裸監督』で全滅するかと思った…(笑)」と同調。山田は「絶対負けたと思っていたので、うれしいです。すごく貴重な体験でした!」と喜びを語った。
「女子メンタル」は菊地亜美が優勝!
そして、第2回大会となる「女子メンタル」には、浜口京子、ファーストサマーウイカ、井上咲楽、神田愛花、菊地亜美、鈴木奈々、野呂佳代、丸山桂里奈の6人がエントリー。
プロレス風の取っ組み合いを見せたり、水着姿で「自転車のタイヤの回転を尻で止める」ことに挑んだり、土がついたまま野菜に食らいついたりなど、衝撃的な体当たりの戦いを繰り広げた。
終盤で勢いを見せたのは、ファーストサマーウイカVS菊地亜美による「叩いて被ってじゃんけんぽん」。じゃんけんで勝ったほうが相手をピコピコハンマーで叩くという定番の遊びだが、ゲーム中盤で菊地がウイカにつけていたあだ名「今期、はりきりすぎ女」を根に持ってか、ウイカが菊地とガチの“叩き合い”を展開。
「今期、はりきってるんで…」と怒りをあらわにしたウイカが靴のままテーブルに乗るなど、本気の喧嘩を見せてモニタールームの爆笑をさらっていた。
大接戦を終え、審議の結果、「加藤諒」のモノマネを貫き続けて評価された菊池が優勝。「あまりレパートリーがないので1個で通しました!」と振り返る菊地だったが、そのアグレッシブ性が松本から高く評価されていた。
SNSでも大反響「芸人が出てないのにこんなに面白いなんて」
放送を終え、ネット上では大反響。SNSでは「『ドキュメンタル』の新たな可能性を見た」「笑い死にそう…(笑)」「芸人が出てないのにこんなに面白いなんて」とコメントが寄せられるほか、「山田孝之のお笑いが独特すぎるw」「山田孝之が本気出してきた」「菊地亜美VSウイカが最高に面白かった」「『叩いて被ってじゃんけんぽん』が女同士のガチ喧嘩でほんと好き(笑)」など、優勝者のファインプレーにも注目が集まった。
これまで放送された『まっちゃんねる』は、FOD・TVerにて無料見逃し配信中。
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2797
TVer:https://tver.jp/corner/f0076955