12月13日(日)、アニメーション映画「映画 えんとつ町のプペル」(12月25日公開)の完成披露試写会が行われ、芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、廣田裕介監督、製作総指揮・脚本・原作を担当した西野亮廣、エンディング主題歌を担当したロザリーナが登壇した。

西野が絵本を描き始めて8年、映画の制作がスタートしてから4年の年月を経て、遂に完成したこの作品。

映画の感想について芦田は「星空やえんとつ町の景色とかを映画館で見たら綺麗だろうなって思いましたね。好きなシーンは、プペル(窪田正孝)と仲直りするシーンで 『友達ですから』っていうプペルの台詞が好き」とコメントした。

また「元々友達というものを知らないプペルが、ルビッチ(芦田愛菜)と出会ってから知っていく。そうした関係が素敵だなって思い、私自身がうるうるしてしまいました」と振り返った。

西野は「今年は世界中が夢や希望を見ることが出来なくなってしまって、そんな中でこの映画を見る方々はご自身の活動と照らし合わせながら見るだろうなと思ったので、ルビッチの言葉に嘘があってはいけないと思いました。なので、ルビッチには見た目が可愛くて、芯が通っている方にと思いましたね。芦田さんのアフレコも本当に最高でした!」と芦田のアフレコを振り返り絶賛。

ルビッチと元友達のアントニオを演じた伊藤は「アントニオはすごく強いと思われるかもしれないんですけど、本当は臆病で素直になれないところがある。最後に信じたくても信じられなかった世界を目の当たりにしたときに、やっと自分に素直になれたのだと思います。アントニオを演じていて本当に楽しかったです」と語った。

ところで、伊藤は西野と意外な接点があるという。

「私が10歳のとき、西野さんにお会いした際に『あっ、西野だ!』って話しかけてしまって(笑)。 それから本当に優しく接してくれて、会うたびに『おっ、子供!』って返してくれて、廊下で遊んでくれていたんです。そのときから『いつか、お仕事でご一緒したい』と思っていて、それが今回やっと叶いました」

待ち望んでいた共演をかみしめているようだった。

アニメーション映画「映画 えんとつ町のプペル」は12月25日(金)全国公開。

©西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会
配給:東宝=吉本興業

最新情報は、「映画 えんとつ町のプペル」の公式サイトまで。