歌舞伎俳優の市川海老蔵と娘の市川ぼたん、息子の堀越勸玄が新橋演舞場1月公演「初春海老蔵歌舞伎」の記者懇親会に12月16日(水)に出席した。
「海老蔵」と「歌舞伎」の名を冠した「初春海老蔵歌舞伎」は、海老蔵にとって自身の名前に「歌舞伎」がついた初めての公演となる。
今回、ぼたんは舞踊の名作「藤娘」、勸玄は、弁慶と牛若丸の出会いを描いた「橋弁慶」で、父・海老蔵と親子で踊る。
ぼたんは、「久しぶりの舞台なので、少しドキドキしているけれど、頑張っていきたいと思います!」と力強く宣言した。
勸玄は、「あい!がんばりまーす!」と元気いっぱいにコメントし、海老蔵は「雑だな(笑)」と笑顔で一言。
イベント終了後、3人にフジテレビ『めざましテレビ』の藤本万梨乃アナウンサーがインタビューした。
海老蔵は自身の名前が冠となったことについて、「コロナの中で、歌舞伎の中で生まれてきたものって、なかなかないんです。ですけど今回は『海老蔵歌舞伎』という名前が生まれたわけで、責任が大きくなったということと、子供たちに…」と話している途中で、勸玄が頭にめざましくん人形を乗せて「パパすごいでしょ?バランス!」とわんぱくな行動を。
それに対し海老蔵は「自由か(笑)」と嬉しそうに突っ込んだ。
藤本アナが、「勸玄さん、ぼたんさんは海老蔵さんからどんなことを教えてもらっていますか?」と質問。
ぼたんは、「腰を入れてとか、ちゃんと止まってとか、言われます」と稽古の様子を明かした。
勸玄は、「あの、ちゃんと腰を入れてとか、ちゃんと止まってとか、なんだっけ…。足と手を前に出してとか言われる」とコメントし、海老蔵が「じゃあ、やってみたら?」と促すと、勸玄は見得を披露した。
それを見て海老蔵は、「ちゃんと止まらなかったね。ちゃんと(最後)止まらなきゃいけないんですけど。まぁ、ちょっと恥ずかしいのかな?」と優しく話した。
藤本アナが、「でも、一歩踏み出すだけでかなり迫力が!」と感想を漏らすと、海老蔵は笑顔で「歌舞伎俳優を目指しているらしいんで」と説明。勸玄は恥ずかしそうに海老蔵の後ろに隠れてしまった。
しっかり者のお姉ちゃんに自由奔放な弟という対照的な2人だが、この時期楽しみにしているのがクリスマス。
藤本アナが、「もうすぐクリスマスがありますが…」と話題を振ると、勸玄は「メリークリスマス!ミミミ~、ミミミ~、ミソド~レミ~♪」とノリノリに。
藤本アナが、「あの…サンタさんに…」と話を続けようとしても、「ファファファ~♪」とテンションは上がりっぱなし。
海老蔵が、「ちょっと(笑)、ダメだこりゃ!」と冗談交じりに話すと周囲も笑ってしまった。
再度、藤本アナが、「今年はサンタさんに何をもらいたいですか?」と尋ねると、勸玄は「ドラえもん!」と即答
ぼたんは、「一輪車です!学校で友達と一輪車でたくさん遊んでいるので。一輪車を完璧にしてみたいなと思って。一輪車を頼んでみたいなと思います」と説明した。
これに対し海老蔵は、「素晴らしい。常にスキルアップですね」と太鼓判を押した。
勸玄が負けじと、「ねぇ、カンカン(自分の事)はどうなの?」と聞くと、海老蔵は「君はね、落第!(笑)」と冗談を。
それを受け勸玄は、「うぇ~~~ん」と海老蔵に駆け寄り泣き声を出してしまった。「泣かない!泣かない!」と海老蔵がなだめると、勸玄は「ウソ泣きだよ!」とけろっとした表情でしてやったりといった様子だった。