Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が12月17日(木)、都内で開催された「『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』大ヒット御礼!!感謝祭イベント」に登場。ライブビューイングでつながれた全国100館の来場の観客に向けて、喜びと感謝を伝えた。

ジャニー喜多川氏が企画・構成・総合演出を務め、2006年より愛され続けてきた「滝沢歌舞伎」。 昨年「滝沢歌舞伎ZERO」として演出・滝沢秀明、主演・Snow Manで新たなステップを上った舞台が、今年は「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」として生まれ変わった。

映画館に駆け付けたファンからの割れんばかりの拍手の中、Snow Man9人が「青」色を衣装に施したシミラールックで登場。公開から早くも2週間が経過し、SNS上では「(さっき観たばっかりなのにもう)滝沢歌舞伎ロス」という言葉があふれており、リピーターも続出しているという。

その話を聞いた岩本は「僕たちの盛り上げたい気持ちと、その期待に応えてくださって劇場に足を運んで下さった皆さんのおかげです。このまま終わらなきゃいいのに。ずっと上映していて欲しいですね。スーパーロングランやりたいね!」と公開後の盛り上がりに対する喜びを大きな笑顔で語った。

そして、今回は、本作に出演しているジャニーズJr.やスタッフ関係者に緊急アンケートを行い、Snow Manが映画の内容に踏み込んだ質問に回答するという企画を実施。

アンケートの内容は、「Snow Man の第一印象」、「撮影中の Snow Man とのエピソード」、「私しか知らない撮影中の Snow Man の秘密」、「Snow Man に相談したい(聞いてみたい)こと」の4問だ。

Snow Manの第一印象は「なんでもこなす人たち」

まず「Snow Man の第一印象」については【なんでもこなす人たち!アクロバット!(インパクターズ・佐藤)】、【初めはこわい先輩でした。今はお兄さんたちです(インパクターズ・基)】、【9人の仲がとてもよい印象です。悩みがあった時も、誰かがフォローするような、それぞれ家族のような役割があったりするのかなと思いました(プロデューサー・チーム)】と、怖いけれど実は頼れるアニキといった印象や仲の良さが際立つ印象に。

深澤は「最初は、Snow Man怖いって言われるけど、知れば知るほど優しいチームなのにね(笑)」とコメント。MCが「例えば誰かが悩んでいるときに慰める係がいたり、家族的な役割があったりするのか?」と聞くと、佐久間は「(向井)康二は、誰かが悩んでいるときも寄り添ったりして、人の感情の起伏を読むのが上手」と明かした。

また、深澤は「佐久間はペットで、めめ(目黒)は長男、お母さんはオレか。お父さんはラウール(笑)。俺とラウールが結婚してるのよ、それで生まれるのがめめ。いい子生まれたわ!よく俺から生まれたな(笑)」とコメントし、一同から総ツッコミが!結局お父さんは岩本という話になった。

宮舘涼太は「カメラが回っていないときもカッコいい」

次は「撮影中の Snow Man とのエピソード」というお題。【宮舘君は、カメラが回っていないときも役に入り込んでいてカッコいいなと思った。】と宮舘の撮影裏での立ち振る舞いを見ていたインパクターズ・横原からの回答に、宮舘は「常にONの状態、起きた時からスイッチONです」と回答。

すると佐久間が「確かに、自粛中に舘様にテレビ電話かけると、その時から舘様でしたね(笑)」と自粛期間中のエピソードを披露した。

続けて、宮舘は「演じた徳俵は眉毛の形に特徴がある。眉毛を作るとスイッチが入りますね」と、時代劇パートで演じた徳俵の“眉毛”がスイッチになっていると説明した。

また【殺陣が見せ場の九剣士(きゅうけんし)の時、佐久間君がガスの力で飛ぶジャンプ台を使うのですが、アクロバットでは右に出るものがいない佐久間君が「怖い」と言っていて、佐久間君にも怖いものがあるのか…と驚きました。その後数回練習をやっただけで、本番は難なくこなされていてカッコ良かったです。(インパクターズ・鈴木)】と、佐久間の抜群の身体能力を褒めるコメントが。

佐久間は「最初、アクロバットやるのってめっちゃ怖いんだよ。でも練習して、本番は一発撮りでがっつり決めてやったね。アクロバットは、恐怖に勝つか勝たないかだけなんでね」と秘訣を披露。

極めつきは、プロデューサー・チームからの【深澤さんの提案で、当初、台本にも撮影スケジュールにもなかった鼠小僧版「Crazy F-R-E-S-H Beat」を急遽、一発本番ワンカットで撮影。それぞれのキャラクターで細かい芝居を入れながら踊られていたのがとても印象的です】というコメントだ。

当時の状況を聞かれた深澤は、「ふっと降りてきたの。あれはもともと無かったんです。スケジュールを見て、メンバーも衣装を着ていて、でも『時間に間があってもったいない』って滝沢監督と話しいて。僕が『じゃあ踊ればよくないですか?』ってボソッと言ったら、監督が『良いね』って話の流れであのシーンになりました」と深澤発信のアイデアであることを明かした。

すると、そのエピソードを知らなかったメンバーもいたようで、「そうだったんだ!」と驚きの声が上がっていた。 

また、岩本に向けては、【五右衛門ZEROで、舞台では、やってなかった殺陣(たて)の手が増えた時に、照君が嫌な顔をせず、何度も練習に付き合ってくれました。「もう一回やる?」という言葉がとても優しかったです。(インパクターズ・鈴木)】と、後輩からの熱いメッセージが。

岩本は「普段やらないことを急にやるのは、慣れてないから大変。次、失敗したらやばいかもっていうプレッシャーもすごかったと思うから、彼らもよくこちらに付き合ってくれて良かったなって思いますね」とSnow Manのリーダーとして後輩思いのコメントを語った。

向井は「なんか、岩本くんばっかり得してない?これから僕たちにも素敵なコメントが来るのかな?」とぼやいていた。

岩本照「虫はきびぃ(笑)」

「私しか知らない撮影中の Snow Man の秘密」の質問では、【休憩時間、照君の近くに虫が飛び回っていて、照君が泣きそうな目で僕に助けを求めてきました。普段の照君とのギャップがすごかったです (インパクターズ・影山)】と、思わぬ暴露をされた岩本。

「虫はきびぃ(笑)。最近もっとダメになった。目が合った感じがして…それでも、この虫にも家族がいると思うと払うことができなくなってきて」と、か弱い一面が明かされる。それを聞いた向井が「また、そんな一面があることで好感度上がるわ~」と、再びぼやいていると、いよいよ向井のターンに。

【撮影で、朝早い日が続きました。そのため毎日、向井くんにモーニングコールをして起こしていました(インパクターズ・椿)】と、後輩に毎朝起こしてもらっていたことを暴露されてしまった向井。「そういう話はいらんねん!!朝、遅刻しちゃうでしょ?起きれないのよ、撮影が朝早くて。朝起こしてもらってましたね。『明日電話して頼むわぁ』って(笑)」と、後輩に頼っていたことを弁明し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

目黒蓮「腹筋太鼓はきついですよ」

「Snow Man に相談したい(聞いてみたい)こと」では、【傍目から見ると、腹筋太鼓が一番きつそうに見えますが、実はそうでもなかったりしますか? 実際演じていて、一番ハードなのはどのパートですか? 】というスタッフからの質問が。

目黒は「いや、腹筋太鼓はきついですよ…。僕と佐久間くんと康二は、メカ太鼓をやっていて、回るから腹筋していても上半身が遠心力でもっていかれて…きつかったよね…」と告白。

それに対して阿部は、「精神的にくると思ったのは歌舞伎パート。衣装が重い人もいたりして、指先までの意識しなくちゃいけないから。あとはインパクターズのみんなは、殺陣のパートで、僕らは自分たちのパートだけでいいんだけど、僕らに切ってかかるときは僕らに合った切られ方があるから、それぞれ覚えなくてはいけなくて大変だったと思う。ありがとうね」と、殺陣のパートで奮闘してくれた後輩へ労いのコメントを。

【もし、もう一度映画化!となったら今度はどんな演目がやってみたいですか? (製作部スタッフ)】という問いに答えたのは、ラウール。「やっぱり背筋しながら太鼓を叩く“背筋太鼓”(笑) 。滝沢くんも『良いね』ってなりますよ。それか、“けん玉太鼓”。腹筋太鼓したあとに大皿に乗せれるか」と笑顔でコメントしメンバーからツッコまれていた。

渡辺翔太「インパクターズの質問、全部NGなんですよ(笑)」

最後は、【僕らはグループとして歩き出したばかりです。他のグループより頭一つ抜き出すためには何が必要ですか?(インパクターズ・横原)】と、後輩ならではの悩みが。

渡辺は、「インパクターズの質問、全部NGなんですよ(笑)」と笑いを誘いつつも「そもそも、僕たちが頭一つ抜けてないんですよ。なので、まだアドバイスできることがない。言葉で言う感じでもないし、僕らも先輩の行動を見て目で盗んだので、背中を見てって感じです」と、先輩から後輩への熱いメッセージが送られた。

最後の挨拶では、「皆さんのおかげで大ヒットと呼ばれる作品になりました。とてもうれしいです、ありがとうございます!」と、ラウールが全国のファンへ挨拶。

続いて岩本は、「2~3回と、何回でも観ていただきたいです。いろんな人に良い形で伝染していって欲しいです。皆さんのおかげで大ヒットという記録になっています。ここで終わらずに、もっと一緒に盛り上げていっていただけたら。宜しくお願いします!」と力強く感謝を伝えた。

その後、「大ヒット御礼!」と書かれた垂れ幕が掲げられた2.1mのクリスマスツリーと共に、弾ける笑顔で写真に収まったSnow Man。明るくほのぼのとした楽しい大ヒットイベントとなった。