2021年1月より、リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー(いちふじなすうしこげるぎー)」が上演される。本公演に沢口靖子、小柴陸(関西ジャニーズJr.)、生瀬勝久が出演することが決まった。

「一富士茄子牛焦げルギー」は、画家で絵本作家のたなかしんによる小説で、第53回日本児童文学者協会新人賞の受賞作。関西風味な笑いの世界にハマり、笑っているうちにうっかり涙を流してしまう物語。

「ぼく」の目線で、「おとん」や「おかん」の心情で、それぞれに読み進めていった先に現れる結末に、誰もが心奪われる。

今回のリーディングアクトでは、おかん役を沢口、ぼく役を外部への単独出演が初となる小柴、おとん役を生瀬が演じる。関西出身の俳優が集結し、物語を彩る。

<沢口靖子 コメント>

たなかしんさんの原作を読み、涙が止まりませんでした。関西弁の温かさと、生きていく上での大事なメッセージに心が震えました。

生瀬さんとは、三谷幸喜さんの舞台で共演した以来19年ぶりにご一緒させていただきます。今回もまた熱く頼もしいお父さん役でぴったりだと思いました。小柴さんとは、初共演になりますが、自分の甥っ子に接するような気持ちです。お2人とご一緒できるのを今から楽しみにしています。

今回初めて関西弁のお母さんを演じます。温かい家族愛の物語にぜひご期待ください。

<小柴陸(関西ジャニーズJr.)コメント>

今回初めての朗読劇でわからないことが多く、沢口さん、生瀬さんのような素晴らしい役者さんと共演させていただけることにとても緊張していますが、お二方に劣りを見せないくらい食らいついて頑張ります。ぜひご期待ください。

<生瀬勝久 コメント>

原作を読ませていただきました。読み進むにつれて、複雑な気持ちになっていき、胸が締め付けられこの先、どう展開してどう着地するのか、最後まで結末が気になる作品でした。

とても心温まる作品ですし、ちょっと暗いニュースの多い世の中なので、ぜひ今回の作品を多くの方に見ていただきたいです。

共演者の沢口さんとは、三谷幸喜さんの舞台以来ほぼ20年ぶり、小柴さんは同じ関西出身ということで共演楽しみにしています。

<2021年1月14日(木)追記>

新型コロナウイルス感染拡大に伴う、政府の緊急事態宣言発出及び東京都・大阪府の方針を受け、カンパニー内協議の上『一富士茄子牛焦げルギー』を予定通りの上演が決定。

ただし、20時より前に公演を終了させるため、時間変更を余儀なくされた公演もあるという。チケットの払い戻しのほか、最新情報は、キューブ内リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」ページまで。