12月25日(金)23時より放送のフジテレビの『全力!脱力タイムズ』のゲストは、窪田正孝と、陣内智則。

オープニングでは、窪田が主演していたNHKの連続テレビ小説『エール』が大好きだったという解説員の出口保行と岸博幸が、窪田と会うことができた喜びを熱く語り始める。

しかしその直後、とある事情から、陣内が出演する番組では“エール”というワードは使用NGになっていることが判明し、一同はタイトルを言わずに朝ドラの話を続けることに。するとスタジオにはおかしな空気が流れ、陣内は肩身の狭い思いを味わう。

特集のテーマは、「日本の夫婦は今!?炎上覚悟!不倫問題を陣内智則が語り尽くす!」。現在日本では、およそ3組に1組の夫婦が離婚を経験しているという。その大きな要因となるのが、「不倫」。ある調査によれば、不倫をしたことがあると答えた男女は、3年前に比べ、なんと約2倍にも増加。一体なぜ、こんなにも不倫が急増しているのか?

そこで今回は、自らの実体験を踏まえた鋭い視点で不倫をひもとく“不倫専門家”である陣内に、現代の不倫事情を語ってもらうスペシャル企画を敢行。忌憚(きたん)のない意見を引き出すべく、事前に撮影した陣内の独占インタビューの映像を公開する。

陣内本人だけが「企画内容を全く聞かされていない」と激しく動揺する中、インタビューのVTRが流れ始める。「夫婦円満の秘訣(ひけつ)は何なのか?」「不倫はなぜなくならないのか?」、また「芸能界の不倫についてどう考えるか?」といった問題について、自身の考えを述べていくVTRの中の陣内。

だが、それらの意見は、出演者たちの共感を得ることはかなわず、中には、昨年結婚したばかりの窪田を不愉快にさせる発言も…。スタジオにいる陣内は、ただただ困惑するばかり。

さらに「一度不倫をした人はまた繰り返すのか?」という議題が上がると、VTRの中の陣内は、驚きの自説を披露し始め…。

「THE美食遺産」は、東京・豊洲にある人気店の冬限定メニューとして注目を集める絶品ローストチキンを、滝沢カレンがナビゲート。

エンディングでは、「今日はどえらいクリスマスやぞ!」という陣内の嘆きがスタジオ中にむなしくこだまする。

<窪田正孝 コメント>

――『全力!脱力タイムズ』初出演の感想をお聞かせください。

そうですねぇ…(しばし沈黙)…あ、すみません、今、本当に脱力しちゃってるんです(笑)。

――だいぶお疲れのようですね。

はい(笑)。台本を見て覚えるという作業自体は、普段からやっていますけど、今回はいつもより数段、難しく感じました。即興でアドリブにも対応しなきゃいけないし、話が四方八方に飛んでいくので、本番中はずっと耳がダンボでした(笑)。

――笑いをこらえるのにも、かなり苦労されていたようですが?

そうなんです。有田さんも小澤さんも、解説員の出口先生も岸先生も、よく笑わないでいられるなと、不思議でしょうがなかったです(笑)。

でも、僕も噴き出しそうになったときは、みなさんのまじめな表情を見て、「みんな全然笑ってないんだから、俺もガマンしなきゃダメだ」と、自分に言い聞かせながら頑張りました。この経験は、役者として今後の強みになるんじゃないかなと思います(笑)。

――番組はよくご覧になっているそうですが、収録に参加してみて気づいたことはありましたか?

出演者もスタッフも、みなさん本当に“全力”なんだなと(笑)。「この番組、すごい!」と、改めて思いました。

特にゲストの芸人さんは、どれだけ対応できるのか、腕試しをされているようなものだと思うんです。そして、その一方では、有田さんが常に冷静にニュースキャスターという立ち位置を守っているという、そのギャップもすごいです。

でも、それだけに僕としては、有田さんと陣内さんに挟まれているのが正直つらくて(笑)。途中から、「立ち位置変えてくれないかな」と、ずっと思っていました。

――陣内さんの印象は?

とにかくやさしい方です。以前、バラエティ番組でご一緒したとき、陣内さんが気さくに話しかけてきてくださったおかげで、緊張がほぐれたという思い出があって。

僕は、バラエティがけっこう苦手なので、すごくありがたかったです。今回、そんなやさしい陣内さんにキレてしまったので、いつかちゃんと謝らなきゃいけないなと思っています(笑)。

――では最後に、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

12月25日の夜、この番組を見ていただいたら、いろんな意味で忘れられないクリスマスが過ごせるんじゃないかと思います(笑)。視聴者のみなさんもぜひ、“全力”で楽しんでいただけたらうれしいです!