2021年3月21日(日)より、中村ゆりか主演のスペシャルドラマ『エージェントファミリー~我が家の特殊任務~』(※関西ローカル)が放送される。

このドラマは、某国の新米スパイが主人公のアクションコメディ。中村が演じるのは、小市慢太郎演じる父“俊夫”、真飛聖演じる母“しのぶ”と暮らす、佐藤家の一人娘“みなみ”。

一見ごく普通の家庭である佐藤家だったが、お隣さんには言えない大きな秘密を抱えていた。それは、俊夫は諜報工作、しのぶは狙撃、みなみは格闘術に秀でたスパイとして日本に潜入した、血の繋がりのない疑似家族だということ…。

ある日、一家に祖国から、「ある企業が極秘に進める“新人工培養臓器の開発”に関するデータを入手せよ」との指令が入る。その開発の重要人物である研究者の上杉に近づくべく、みなみは研究者の娘・晴夏の家庭教師として自宅に潜入することに成功。

さらに、研究に没頭する父親への反抗心から非行に走る晴夏のピンチを救うことで、心を閉ざした彼女の信頼を得ていく。しかし、晴夏との交流によって、スパイとして冷徹に任務を遂行するよう訓練されてきたみなみの心にも変化が生じる。

そんな中、佐藤家と同じようにデータを狙う別の組織の陰謀によって、晴夏の身に危険が及ぶ事態に。優先すべきは、晴夏の安全よりも、任務。それに背くことは“死”を意味する。それでも、みなみの心が揺れるのには、ある過去が関係していて…。

脚本は『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』、『幽かな彼女』の古家和尚、監督は『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の白木啓一郎が担当。

物語のキーマンである上杉晴夏役など、追加キャストは後日発表。また、このドラマへの出演権をかけて、仮想ライブ空間「SHOWROOM」では、現在オーディションを実施中。

<中村ゆりか コメント>

――激しい格闘シーンは初めてとのことですが、以前からアクションに興味はありましたか?

アクションは本当にずっと興味がありました。「キャットウーマン」、「バイオハザード」、「トゥームレイダー」といった作品に出てくるかっこいい女性にはやっぱり憧れます。

――実際に格闘術の練習をして、現在の手応えや感想を教えてください。

初めて格闘術を練習して、最初は本当に体が追いついていくのに必死な状態でした。アクション監督や監督から抜かりなくご指導していただいていて、今はどうしたら自分がかっこよく見えるのかをイメージすることができるようになりました。

もう少し練習の時間をいただけるので、そこでもっと力強さを身につけていきたいです。

――特殊な設定で、コメディもシリアスも混在する難しい役どころですが、みなみという役をどう演じていきたいですか?

人を倒す任務に従わなければいけないのですが、時には人を思いやる心を持てるのがみなみの人柄です。任務と人情の葛藤が視聴者の方の心にも響くようにできたらいいなと思います。

――撮影に向けて意気込みなど、メッセージをお願いします。

アクションのお芝居のお話が私にいただけるなんて想像もしていなくて、本当に驚きました。

性格も体格も機敏に動けるアクションからかけ離れていると思うのですが、イメージを覆せるよう練習を頑張ります。小さくてもしっかり力強いところを見せられるように頑張ります!