荒木飛羽 10代のうちに趣味の技術力を上げ「ギターの弾き語りとかができたら」瑚々は大人の仲間入りし“しっかりする”宣言

2025年9月に20歳になる荒木飛羽さん、2024年8月に20歳になった瑚々さんが、それぞれ今の心境を語りました。

荒木さんは2014年のデビュー以降、ドラマ『あなたの番です』（日本テレビ）、『First Love 初恋』（Netflix）、映画『あのコはだぁれ？』などさまざまな話題作に出演。『少年のアビス』（毎日放送）で連続ドラマ初主演を務める、注目の若手俳優です。

瑚々さんは2015年にデビュー後、モデル、グラビアを中心に活動し、2022年には『ミスマガジン2022』のグランプリを受賞。近年ではドラマ『ショジョ恋。』（フジテレビ）、映画『さよならエリュマントス』、舞台『恋と呼ぶには気持ち悪い』など、活躍の場を広げています。

ドラマ『おとなりコンプレックス』で共演している2人にインタビュー。20歳という節目に立つ今の心境と、現場の“好き”について聞きました。

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──荒木さんは9月に20歳になります。10代のうちにやっておきたいことはありますか？
荒木：ディズニーに行きたいです！この間、弟と行ったばかりなんですけど（笑）。

弟は9歳で、そのときに初めてビッグ・サンダーマウンテンに乗ったんです。乗る前は「無理、無理」「乗りたくない」ってビビッていたんですけど、乗り終わったら笑顔で「怖かった」って言っていました。また弟と行けたらいいなと思っています。

あとは、20歳になったあとに生かせる何かを今のうちにつくっておきたいなと思っていて。例えば僕、多趣味でギターやゲーム、サッカーといろいろやっているんですけど、その技術力というか可能性を伸ばしていきたいな、と。ギターの弾き語りとかできたらいいですよね。

──瑚々さんは、2024年8月に20歳になりましたが、心境の変化などはありましたか？

瑚々：「もっとしっかりしなきゃ」と思うようになりました。もともと“ぽやぽや”としていますし、困ったときに人に聞くこともあるけど、基本、自分で考え込んでしまい行動に移せない性格で。だからやらきゃいけないことから逃げずに向き合わなければ、と。

例えば、大人になると年金の支払いに関するお知らせが自分に来るじゃないですか。今までだったらどうしたらいいかわからなくて、周りの大人に聞くんですけど、結局理解しきれなくて、面倒になって後回しにしちゃっていたと思うんです。でも、20歳になってからはちゃんと勉強して、考えて、しっかりする努力をするようにしています。

──めざましmediaは「“好き”でつながる」をキャッチコピーにしています。お2人の現場での“好き”を教えてください。

荒木：先輩たちの演技を見ているときです。何か吸収できるものがないかと見ていても、感心してしまうばかりなんですけど。

あとは、（撮影がすべて終わった際の）「オールアップ」という言葉ですかね。役者の皆さんともスタッフさんたちとも仲良くなっているから、その頃の現場って楽しいんです。それに「オールアップ」という言葉は、作品が完成する瞬間みたいなところもあるし、みんなでここまでやってきたという達成感とかいろいろな感情があるので好きです。

もちろん、終わりに近づくにつれて寂しくはなりますけど。でも、映画であれば宣伝稼働や舞台挨拶の機会もありますからね。

瑚々：私はスタッフさんの皆さんが仕事をしている姿を見ていると「自分も頑張ろう」と思えるので動きを見ているのが好きです。

あと、現場の空を見るのも好きです。撮影などをしていると1日が本当にあり得ないスピードで過ぎていくのですが、そうすると視界が狭まってくる感覚があって。そういうときにパッと空を見ることで、気持ちが少し解放されるんです。私にとってはその一瞬はすごく大事な時間ですね。

──すでに2月後半ですが、2025年の個人的な目標を教えてください。

荒木：2024年にはたくさん新しいことに挑戦させていただけたので、そこで得たものを生かせる年にしたいなと思っています。一つ言うなら殺陣（たて）が生かせる作品ができるといいな、と。演じられる役の幅が広がるような1年にしたいです。

瑚々：先ほど同様、しっかりするということは一つの目標でもあります。あとはもう少しエネルギーを持った、“燃えている人”になりたいなと思っていて。漢字一文字で言うと「灯（ともしび）」。2025年は心に灯を持ちながら頑張ります。