映画版や連ドラ版の『濱マイク』は、今もファンの間で語り継がれる伝説的な作品。そこで、舞台版ならではの観客を惹きつけるポイントを尋ねると…。
佐藤流司 演じながらも感動するヒューマンドラマ
――舞台版ならではの面白さはどんなところにあると思いますか?
佐藤:どうですか?矢部ちゃん。
矢部:濱マイクって女性はもちろん、男性から見てもカッコいい男。そこに西田大輔さんの脚本&演出と、流司くんのお芝居が加わって、より洗練されたテイストになっているのではないでしょうか。
佐藤:ヒューマンドラマとしてものすごくクオリティが高く、台本を読んでもそうですが、演じながら感動するんです。舞台なのでお客様のリアクションがダイレクトに伝わりますし、初演時のお客様の感動といったらなかった。ですから、今回の上演も作品自体に全幅の信頼を置いているという感じですね。
――同シリーズが誕生したのが1993年と30年以上にわたって愛されている作品ですが、特に魅力を感じる部分について聞かせてください。
佐藤:普遍的な面白さってあると思うんですけど、この作品に関していえばリアルタイムで見られていた当時と、今の時代に舞台として見ていただく際の魅力の感じ方や受け取る側の感想が違うと思うんです。
銃を持っていたり、私立探偵が普通に街なかにいたりなど、令和の人たちにとって決して身近には感じない要素、ファンタジーに近い物語だからこそ興味を抱くんじゃないかなって。
矢部:現代は技術などが進化したぶん、広い意味で“取り繕(つくろ)う”ことが可能で、器用な人が増えてきていると思うんですけど、『私立探偵 濱マイク』で描かれる世界は、不便なことも多いなか、皆が必死に生きている。主人公の濱マイクは特にまっすぐだし、その熱さが僕は好きです。
バカ正直で情に厚く、時には無茶もやらかしてしまう不器用な濱マイクだからこそ、彼のまわりには多くの人が集まってきます。そんな魅力は、演じる佐藤さんにも重なる部分があるようで…。
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