大地真央＆松本まりか アジアロケで美味しいカオマンガイをテイクアウト！「味見のつもりが止まらずに完食しました（笑）」

――第3弾となる今作の撮影で感じていることを教えてください。

大地：顔なじみのスタッフ、キャストの方にお会いするとわが家に帰ってきたような安心感がありながら、また新たな最高のシーズンになるのではないかという手ごたえを感じています。

松本：シーズン1、2、3とやってきて、今作が一番楽しいです。シーズン2の時も、シーズン1より楽しいと言っていましたが、それをひょいと飛び越えるくらい、すべてが楽しくて面白くて、毎日遊んでいるみたいな気持ちです。

大地：仕事なんですけど？いづみさん（笑）。

松本：いつもこうやって怒られながら、楽しくやっています（笑）。

今回は、おなじみのスタッフさん、今作からのスタッフさん、そして、海外のメンバーも合流して、言語も入り混じっている。その壁がない楽しい現場の空気がそのまま映像でお届けできるのではないかなと思います。

――タイやカンボジアのロケで、印象に残ったエピソードはありますか？

大地：冒頭シーンでハルコさんは象に乗って登場するのですが、やはり象に乗ったことでしょうか。その際、民族衣装を着たのですが、ボタンもファスナーもないんです。5メートルくらいの長い布を体に巻き付けて、縫いながら着ていく感じなんですけど、とにかくぎゅうぎゅうと締め付けられて。

そういう格好で、その場にいる中で一番大きな象に乗って登場シーンを撮ったのですが、直射日光の下、揺れもすごくて。なかなかいい経験でしたね（笑）。

松本：カンボジアでは、小学生くらいの子どもたちと一緒に撮影をしました。はじめは恥ずかしがって、なかなか打ち解けてくれなかったのですが、1日目の撮影が終わった頃には、みんなが「イヅミ、イヅミ」と呼んでくれて。

私以外の日本人スタッフのことも「イヅミ、イヅミ」と呼んでいて、みんな“いづみ”になっちゃいましたけど（笑）。

帰る時には、ずっと手を振りながら何百メートルも車を追いかけてきてくれて、涙、涙の交流ができました。

――イケメン御曹司役のジー・スッティラックさんとの共演はいかがでしたか？

大地：すごく繊細でオーラがあってジェントルマンですね。イケメンだし、体も鍛えていらっしゃって、本当に素敵な方でした。いづみとの絡みが一番多かったわね。

松本：もちろん言葉の壁はあるんですけど、彼が何を思って、今どういう気持ちでいるのかというのが伝わってくる繊細なお芝居をされる方でした。心が通じ合えば、言語の壁は超えることができるんだなって。私としては、何の不自由もなくコミュニケーションができたと思います。

――大地さんにとって初めてのタイで、本場のプーパッポンカリーが食べてみたいとおっしゃっていましたが、召し上がりましたか？

大地：食べる機会がなかったんですよ。それが本当に心残りで。またタイに行かないと、と思っています。

――現地でもっとも美味しかった思い出の味はありますか？

大地：まりかちゃんに教えてもらったカオマンガイ。タイトなスケジュールで、食事に行くということもできなかったのでテイクアウトでしたけど、美味しかったですね。まりかちゃんも初めてだったそうですが、私たちも便乗させていただいて。

松本：バンコクでは宅配サービスが進んでいて、いろいろなところから料理を頼めるんです。最終日にとっても美味しいカオマンガイのお店に、売り切れ前ギリギリに滑り込んで。

大地：実は、助監督さんにお願いをして買ってきていただいたんですけど、夜遅かったので明日の朝に食べようと思っていたんです。でも、ちょっと味見だけと思って一口食べ始めたら、完食してしまいました。あまりにも美味しくて止まらなくなっちゃって（笑）。

松本：私も、ちょっとだけと思ったら、全部食べちゃいました（笑）。