今年2024年8月13日、梅宮アンナさんは、乳がん(ステージ3a)と診断されたことを公表しました。
5月、シャワー後に右胸だけが急に小さくなっていたことから異変に気付き、その後痛みも伴ったことから病院で検査したところ、乳がんが判明。
現在は抗がん剤による治療を続けていて、今日、11月7日(木)に右胸の全摘出手術を行う予定となっています。
(※乳がんの“ステージ3a”は一般的に、がんのしこりの大きさが5cm以上の可能性があり、また脇の下のリンパ節か胸骨のそばのリンパ節に転移の可能性がある状態を指します。)

きのう6日の夜、病院に入院したアンナさんが、手術前日の心境について語りました。

梅宮アンナ:
みなさんこんにちは。手術前日です。
今は「コロナかコロナじゃないか」というのがすごく重要でして、
病院に(手術の)前の日に入って、痛い痛い“鼻こちょこちょ”をやって陰性か陽性かを調べて、
もしコロナだった場合はお家に帰らなければいけなくて。
(結果は)コロナじゃありませんでした。よかったです。

まぁ…疲れました。
この手術までに、風邪をひいちゃいけないとか、帯状疱疹にかかっちゃいけないとか、色々やはり気をつけて生活をしていたので、
すごく(手術が)早く、1日も早く来ないかなぁっていうところだったんですけど、
ようやく手術まできまして、いま動画を撮っています。

5月に異変を感じて、それから約半年ですか…。
まぁ…長かったのかな…短かった、いや長かった…どうなんだろう…どっちとも言えるというか…。

色んな方がいると思いますけど、私の場合はまず手術で胸を取りますけど、そのことに関しては全然、悲しくないんですね、私の場合は。

やっぱり痛かったので…痛いし、あまり胸に対しての執着心がなくてですね。
むしろ「胸って邪魔だな」みたいなふうに思って生きてきたので、
「温存しないで、全摘です」って言われたときには、何にも思わなかった。
みんな無いものねだりで、みんな自分に満足している人っていないんです、きっと。

とりあえず、元気で手術をすることができて、本当に良かったと思います。
手術が終わってからも色々あると思いますけど、とりあえず自分では、ほっとするんじゃないかなと思います。

そうそう、(動画の)後ろに映っている枕とか、ライトとかも、全部自分で持ち込んだんです。
キャンドルも。キャンドルは火はつけない、バブルスくんとスーちゃん(飼い犬)の写真が貼ってあって、あとちょっとクリスマスの匂いなので、お部屋に入ると良い匂いがするように持ってきたんです。
自分の好きな空間にしていたいなというところで、いっぱい持ち込んでいます。

そんな感じです。とりあえず頑張ります。
また随時報告をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

じゃあね、バイバイ♪

手術前日のきのう6日には、アメリカで暮らす娘の百々果さんもアンナさんを見送りに。
アンナさんは、きょう7日に右胸の全摘手術を受けたあと、再び抗がん剤などのがん治療を続けていく予定です。

(左)娘・百々果さん (右)梅宮アンナさん

「長いジャーニーが始まる」〜Anna's Journey〜 梅宮アンナのがん闘病記 連載1回目(11月4日公開)

【梅宮アンナさん略歴】
▽1972年8月20日、東京都で生まれる。現在52歳。父は俳優の故・梅宮辰夫さん。
▽19歳の時に街でスカウトされたことをきっかけに、1992年にファッションモデルとして芸能界デビュー。
▽人気雑誌「JJ」の看板モデルとして活躍し、一躍女性たちの”ファッションリーダー”的存在に。
▽2002年、29歳で娘の百々果さんを出産。その後シングルマザーとして子育てをしながら、現在に至るまでテレビ、雑誌をはじめ多方面で活躍を続けています。