柳葉敏郎 感極まり涙「柳葉敏郎は、幸せ者です」地元・秋田での舞台あいさつで同級生から花束も『室井慎次　敗れざる者』

映画『室井慎次　敗れざる者』の秋田凱旋舞台あいさつが10月26日に行われ、主演の柳葉敏郎さん、福本莉子さん、齋藤潤さん、生駒里奈さん、本広克行監督が登壇しました。

1997年の連続ドラマ開始以来、社会現象を巻き起こすほどの人気を博した「踊る」シリーズ。シリーズ6本の映画累計興行収入は487億円、累計動員数3598万人超を記録しました。

そしてこの度、12年ぶりにファン待望の最新作、映画『室井慎次　敗れざる者』（10月11日公開）、『室井慎次　生き続ける者』（11月15日公開）が公開。本作は室井慎次、そして室井役の柳葉さんの故郷である秋田が舞台となっています。

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秋田在住の柳葉さんも訪れるという、イオンシネマ大曲でおこなわれた舞台挨拶には、柳葉さん、福本さん、齋藤さん、本広監督が登壇。

全国の劇場で観客動員数第1位がTOHOシネマズ秋田、第2位がイオンシネマ大曲であることが伝えられると、柳葉さんは「どでんしたっす！（びっくりしました！）」「秋田県人でいがったっす（良かったです）！」と、秋田弁で感謝を述べました。

福本さんは「昨日、大曲駅に着いた瞬間から本作のポスターがあって、街全体で映画を盛り上げてくださり、皆さんの愛が伝わってきて、とても嬉しかったです」、齋藤さんも「僕もすごいびっくりしてます。本当にみなさんに愛されているんだなと感じています」とコメントしました。

また、福本さんが秋田撮影の思い出について「猛吹雪の朝に撮影でラーメンを食べて、すごくおいしかったです。体にしみました」と語ると、柳葉さんは「あそこの店は角館高校の後輩がやっているんだよ」と地元トーク。

齋藤さん演じる森貴仁（愛称：タカ）の高校は、実際に柳葉さんが通っていた母校だそう。

柳葉さんが「感極まるものがありますね。僕は出番がなかったんですけど、タカがお世話になっているので、プリンの差し入れを持って行きました。美味しかったべ？」と語りかけると、齋藤さんは「美味しかったです！2ついただきました！」と、和気あいあいとした様子でした。

柳葉さんは「この話をいただいたときは断るつもりでいましたが、こうして作品を皆さんに観ていただいて、感謝しかないです。室井慎次は敗れざる者であり、生き続ける者です。柳葉敏郎は、幸せ者です」と、感極まって涙を浮かべながら深々とお辞儀。

柳葉さんの退場時には、客席にいた柳葉さんの同級生から大きな花束を受け取る場面も。地元からの深い愛に包まれた舞台あいさつとなりました。