斉藤壮馬「耳が喜びました」ゴスペラーズのハモリに感動！‟初めて演じた”粋でいなせな江戸のスター役で『アカペラ侍』に登場

斉藤壮馬さんが、ゴスペラーズとの共演の感想と「初めて演じた」という役柄について語りました。

現在、FODとTverで配信中のオリジナルアニメ『アカペラ侍～ハモリ隊が江戸を救う！～』。ゴスペラーズが主演声優を務め、異例の大ヒットとなった本作は、江戸に住む勤番武士たちが髪結い処でアルバイトをしながら、アカペラという新しい音楽を生み出し、その歌声で江戸の町の人たちを幸せな気分にしていくという「痛快アカペラ時代劇」です。

ゴスペラーズ（村上てつやさん、黒沢薫さん、酒井雄二さん、北山陽一さん、安岡優さん）が羽守隊（はもりたい）という五人の武士役の声を担当し、美声をたっぷりと聴かせます。

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1年半ぶりの新作となる第5話に続き配信される第6話には、江戸の花形職業「火消し」の壮五郎役で斉藤壮馬さんが登場。

めざましmediaでは、収録を終えたばかりの斉藤さんにインタビュー。今回演じた役柄と、共演の感想を聞きました。

――収録の感想を教えてください。

最初にお話をいただいたときは、まさかゴスペラーズのみなさんと共演、しかも一緒に収録をさせていただけるとはと、夢にも思っていなかったので緊張しましたが、みなさんとてもお優しいのでとても楽しかったです。

もう、みなさんのハモリがきれいすぎて…。間近でハーモニーを聞けて、耳が喜んでいました。

――5人のハーモニーに壮五郎が笑い声を乗せるというシーンでは、村上さんから「笑い声のテンションを最後に持ってくる」といった、レベルの高い指導がありました。

歌と芝居の中間のようなアプローチで、初めての経験でした。みなさんの非常に美しいハーモニーを生で聞かせていただきながら、そこに笑い声を乗せるのですが、「本当にここに僕の笑い声を乗せていいのだろうか…」と。

思わず聞きほれてしまいましたが、そこはやはり声優として全力でがんばりました（笑）。いろいろなバリエーションの笑い声を録らせていただいたので、どのテイクが使われるのかも楽しみです。

（※「アカペラ侍」は先に録音してから、作画・アニメーション制作をしています）

――演出の意図を組んで、セリフもいろいろなバージョンの声で披露していました。

みなさんは歌だけでなく、お芝居も本当に素晴らしくて。一緒に収録をしているうちに、「自分もみなさんのグルーヴの一員になれている」という実感がありました。

みなさんからは、歌のハーモニーだけでなく、芝居としてのハーモニーも感じられて、刺激的な収録でした。たぶん僕がひとりだけの収録だったら訳が分からなくなっていたかもしれないですね（笑）。

――「さ組の壮五郎」は、流し目もかっこいい江戸のスターで、とてもいなせな役です。

江戸時代の‟町火消し‟といえば花形職業でみんなの憧れ的な存在ですよね。たまに江戸っ子のキャラクターを担当することはあるのですが、火消し役は初めてだと思います。

壮五郎の江戸っ子のきっぷの良さと流し目、粋でいなせなところがうまく両立できたらいいなと思いながら臨みました。

――最後に、視聴者へメッセージをお願いします。

曲がものすごくかっこいいです。しかもゴスペラーズさんがアカペラで、歌で江戸を幸せにしていくという非常に興味深いテーマの作品です。

その世界に自分もキャストとして加わることができ、しかも自分の役者人生の中でゴスペラーズさんと共演させていただくとは思っていなかったので、とても幸せでした。

ぜひ、歌と芝居のハーモニーを楽しんでもらえたらうれしいです。