10月20日(日)の『ボクらの時代』は、堂本剛さん、綾野剛さん、映画監督の荻上直子さんが登場しました。
荻上直子 堂本剛について「こんな純粋な人、見たことない」
荻上さんは、映画監督としてデビュー後、やりたいことと、商業的なことのバランスで悩んでいたと明かします。そんなとき「たまたまテレビで拝見した堂本さんが、私よりもっとずっとつらそう(だった)」ことがきっかけで、「堂本剛さんと一緒に仕事がしたい」と思ったと語りました。
堂本:(当時は)本当の自分を伝えることが、ちゃんとできなくなっていたというか。
綾野:うーん。
堂本:そういう部分がきっと、にじみ出てしまったのかもしれないです。監督がおっしゃる「笑ってるけど、なんかちょっとつらそう」みたいな。やっぱり、楽しいから笑ってるねんけど、この業界だときついことも言われるじゃない?それに僕は、いちいち傷ついてしまう人間だから、疲れてたんですよね。
僕は、そんなときに音楽と出合えたから、ずいぶんと救ってもらえて今に至るっていうところではあるんですけど。やっぱり、本来の自分のまま、人生を生きていくって、ある種、孤独になることでもあると思うんですよ。でも、結果、それが自分らしく立ち戻れる気がするから、僕はおそらく、極力スイッチ切っちゃってるんですよね。
堂本さんは、自身をブレーカーに例え、電源オフの状態から「頑張って上げては、電力が強すぎてまた落ちてしまう」ことを繰り返していると説明。
荻上さんは、映画の撮影中も、この話をしていたと明かし「『こんな純粋な人、見たことない』って思うくらい、すごく純粋な人」と語りました。
堂本:(笑)。それ、よく言ってくれますけど。
荻上:そう(笑)。イヤなものを跳ね返す「孤独力」みたいなものが、すごくある人なんだろうなって。
堂本:ああ、なるほど。
荻上さんは「それは、とても強いことで。なかなかできることではないと思った」と振り返りました。
綾野剛「自分じゃない“誰からしさ”を探す旅がとても幸せ」
この流れで、堂本さんから「うまくいかなかった時期はありますか?」と尋ねられた綾野さんは、「主観で考えると、うまくいっている気がまったくしない。自分じゃない誰かに、かなり恵まれていたんだなと思います」と語りました。
綾野:僕も「自分らしさ」って何だろうって。年間で自分を生きているよりも、役を生きている時間のほうが長いので、そういうところを感じたことは、いっぱいありました。でも僕は、ただただ、役者という仕事が大好きで、ずっと片思い中みたいな感じで。自分らしさとか本来の自分というのを探す旅よりも、自分じゃない“誰からしさ”を探す旅がとても幸せで魅力的だと感じて。
堂本:うん。
綾野:今関わっている人たちの“らしさ”を見つける喜びというか、幸せというか。たぶん、僕しか感じていない剛さんの「らしさ」、荻上さんの「らしさ」。僕が感じているもの一つひとつを見つけていくことが、結果、自分らしいってことなのかもしれない。
綾野さんは「関わっていく人たちや、グルーブを作っていく人たちのことを愛おしいと思う、その感覚をすごく大事にしています」と丁寧に語り、堂本さんと荻上さんは、うなずきながら聞き入っていました。
『ボクらの時代』2024年10月20日放送より
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/jidai/index.html
公式Instagram:https://www.instagram.com/bokura_fuji/
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