病室でカメラに向かって微笑むザ・ドリフターズのメンバー高木ブーさん91歳。

2024年9月21日、自身のSNSでアキレス腱(けん)断裂と診断されたことを告白しました。

<高木ブー公式インスタグラムより>

ライブのリハーサルに行く途中、家の前で左足にバーンと弾けるような違和感を感じました。そこから足が痛くなり、そのまま病院に直行したところ、お医者さんの診断はアキレス腱断裂でした。

23日、病室から投稿したとみられる写真では左足にギプスをしながらも笑顔のブーさん。

<高木ブー公式インスタグラムより>

皆さんからの温かい沢山のメッセージ、ありがとうございます。本当に嬉しかったです。

しかし、なぜいきなりアキレス腱が切れてしまったのでしょうか。

専門の医師に聞きました。

足立慶友整形外科理事長 北城雅照医師:

アキレス腱が切れてしまう原因は年齢に伴う腱の劣化があって、

筋肉の質が悪くなって、筋肉が硬くなると(腱の)柔軟性がなくなるので切れやすくなります。

年を重ねるとともにアキレス腱が弱くなり、突然起こってしまうことがあるというアキレス腱の断裂。

実は今の時期、特に注意が必要だといいます。

足立慶友整形外科理事長 北城雅照医師:

(アキレス腱断裂は)春先とか秋口とか、動いてなかった人たちが動き出すシーズンに多いんですよね。

40~50代、60代でも運動習慣がない方が急に動き出すと切れちゃうことはありますね。

では、普段どのような対策をすればよいのでしょうか?

足立慶友整形外科理事長 北城雅照医師:

筋肉を硬くしないということが大事ですから、アキレス腱伸ばしのようなストレッチは

ゆっくりとやったほうがいいですね。

10分ぐらいのウォーキングとか、ストレッチとか運動を一日3回に分けてやるとかそういったことが大事かなと思います。


(『めざまし8』 2024年9月25日放送より)