鈴鹿央士&松本穂香 現場では“一緒につくってる感”で気合いが入る
──「“好き”でつながる」というめざましmediaのキャッチコピーにかけて、お2人の現場の“好き”を教えてください。
鈴鹿:現場は基本好きです。これまで何度か「このシーン、このカット、みんなでいいもの撮ろう」というような“空気”が伝染するというか、各々が思いを持ち寄って「すごい雰囲気だな…集中しよう」と思ったことがあって。あの瞬間はすごく“好き”って思いました。
現場には多くの大人がいるので、一人ひとりが集中すると、それが空気に乗るんでしょうね。場の空気が変わる瞬間が分かりますし、それがお芝居をしていて楽しい瞬間です。
松本:私も近いものがありますが、歩きながらのシーンとかで、カメラマンさんが後ろ歩きしながら撮影する長回しの撮影がうまくいったときの、みんなで「よっしゃ!」と思わず声が出るような瞬間が“好き”です。
やっぱり長回しのシーンはみんな緊張しますから。カメラマンさんは後ろ歩きであっても画を捉え続けなきゃいけないし、私たち演じる側も間違えられないし、各部署の息が揃わないとOKが出ないので、それが決まると達成感がありますよね。
“みんなで一緒につくってる感”のようなものが感じられると、気合いも入りますし。
鈴鹿:分かります!
──鈴鹿さんは俳優デビュー5年、松本さんはまもなく10年となります。俳優としての今のご自身をどう捉えていますか?
鈴鹿:俳優はいろいろな人と出会えるお仕事ですし、お芝居をすごく楽しんでいます。
ただ、自分はまだ一度も満足したことはありません。先輩方と「満足したら辞め時だよね」と話すこともありますが、そういう話ができるステキな方々と出会えて、一緒にお仕事ができて、得るものがあって、自分のことを顧みることも多々あって。
作品を見てくださる皆さんに励まされたり、逆に僕が作品で“何か”をあげることもできて、いろいろなものが回りまわっている中に俳優としての自分がいる。そういう現状がすごくうれしいなと思いながらお仕事をしています。
僕はお芝居を知らずにこの仕事を始めたこともあって、不安になることもありますが、知れば知るほど世界は広がるし、まだまだお芝居は未知。学ぶことはいっぱいありますし、「伸びしろばっかり!楽しみだ、自分」っていう感じです(笑)。
松本:私も自分自身ではまだまだだなとずっと思い続けています。7月、8月に舞台をやらせていただきましたが、回を重ねても毎回試行錯誤している状態でしたし…。
ただ、周りにいる「すごいな」と思う方々のお話を聞いていても、「何が自分に合ってるか、どうアプローチしたらうまくできるかなんて分からない」と言っていて。みんなそうなんだ、と。だからずっと“勉強中”の感覚でやっています。
たまに苦しいと思うときもありますが、めちゃめちゃ面白いと思うときもあって。分からないことが多いからこそ刺激的な世界だなと思うし、ずっと続けていきたいと思う仕事です。
関連記事
【テンションMAX】鈴鹿央士&松本穂香がカステラを前に茶目っ気発揮!可愛すぎるオフショに「尊い」の声 ドラマ『噓解きレトリック』
2024年10月21日 |
17:00
アイドル・シホ(なえなの)に歌詞盗作疑惑!?亮子(趣里)が絶体絶命の彼女の裁判に挑む ドラマ『モンスター』第2話予告
2024年10月21日 |
08:00
北乃きい、片岡凜ら『嘘解きレトリック』第4話&第5話ゲスト出演者発表!北乃は11年ぶり、片岡は月9初出演
2024年10月21日 |
05:30
左右馬(鈴鹿央士)は“松葉牡丹の君”を探したいという端崎(味方良介)の話を聞くが…『噓解きレトリック』第3話予告
2024年10月21日 |
05:00
松本若菜主演、木曜劇場『わたしの宝物』第1話の見逃し配信が2日で134万再生を突破!
2024年10月19日 |
16:15
<試写室>『バントマン』大翔(鈴木伸之)、ドラマ見るセンスすっごいあるよね!繊細だしセンスを感じる!!(どういう上から目線!?)
2024年10月19日 |
07:00