国内最大運営規模のN高グループ生徒会 第3期が発足　300名体制に拡大し、日本全国の役員が生徒活動を推進

学校法人角川ドワンゴ学園



学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校（以下、N/S高）で、2024年8月、N高グループ第3期生徒会が発足しました。

■ 3万名の生徒が、より自分たちらしい自主活動を実現できる生徒組織へ
N/S高では、生徒主体の活動を盛り上げ学校生活をより充実させることを目的に、2022年11月、生徒会を設立しました。「生徒自身が決めて本当に実行できる生徒会」をコンセプトに、生徒自身が学びたい課外学習・特別授業の企画、卒業式や文化祭等に招待するゲストの選定、学校生活におけるルールの制定・変更などさまざまな決裁権限を持って活動。各活動の実現のため、年間1,000万円の運営予算が用意されています。

N高グループ生徒会の活動は、今期で3期目となります（第1期、第2期は「N/S高生徒会」の名称で活動）。第1期では全国7地区の地区代表16名、第2期では地区代表に各種イベント運営・広報活動等を行う4つの実行委員会（※1）の代表を加えた20名が生徒会役員として活動し、学園内外の交流企画、企業・団体と連携したプロジェクトなどを実施してきました。
第3期では生徒同士の連携をより活発にするため、生徒会役員に加え、4つの実行委員会のメンバーや部活動の代表者等も生徒会に加わり、約300名の生徒組織として活動していく予定です。生徒会役員と実行委員会や部活動などの生徒組織が連携することで、生徒会予算の新たな活用方法の検討や企画実施時の協力体制・運営体制強化などを目指していきます。
第3期生徒会の活動期間は2024年8月～2025年7月までを予定しています。

※1　
・ナレッジベース実行委員会…学習や学校生活に関するヘルプサイトを運営し、生徒同士で困りごとを共有し合える環境づくりをする
・N/S高新聞実行委員会…生徒が学校に関するニュース記事、生徒や関係者へのインタビューを企画・取材・編集し、情報発信する
・体験学習実行委員会…ワークショップやトークセッション、交流イベントなどを企画・運営し、参加生徒に体験を通した学びを届ける
・バーチャルイベント実行委員会…VRイベントの企画・運営、VR空間の制作などを行い、VRを活用して生徒同士の交流を深める


■ 生徒会役員の地区代表には132名が立候補。全校生徒対象の選挙で代表を決定
第3期生徒会役員の地区代表は、全校生徒による生徒会役員選挙で選出されました。
生徒会役員選挙には132名が立候補し、それぞれ選挙公約を掲げ、学園内での選挙ポスター掲示、通学コースのキャンパスでの演説、立候補者生討論配信などの選挙活動を展開しました。

▲立候補者作成のアピール資料

▲選挙ポスター


▲通学コースキャンパスでの演説の様子



地区代表選挙では34,000票以上の投票（※2）で16名の代表が選ばれ、各実行委員会の代表4名と合わせて20名の第3期生徒会役員が決定し、地区代表の中から生徒会長・副会長が選出されました。
※2　有権者は、N/S高に在籍する生徒で、生徒会役員選挙投票日に在学している者（休学、停学を除く）。投票は1人3票、各票それぞれ別の候補者に投票。

【生徒会長】
　関東地区代表　N高等学校・2年　大杉優宙（おおすぎ・ゆう）さん
【生徒会副会長】
　関東地区代表　N高等学校・1年　後田百歌（うしろだ・もか）さん
　近畿地区代表　S高等学校・1年　山本源太（やまもと・げんた）さん

2024年9月6日（金）には第3期生徒会役員任命式が行われ、各役員に任命書が授与されるとともに、活動にあたっての意気込みなどを語りました。

▲生徒会役員任命式の様子：任命書の授与

▲会長・副会長の発表（左から生徒会長・大杉さん、生徒会副会長・山本さん、後田さん）

☑︎ N高グループ第3期生徒会　概要
【任期】2024年8月～2025年7月（予定）　
【役員定数】20名
【役員構成】会長1名（地区代表兼務）、副会長2名（地区代表兼務）、地区代表16名（北海道地区2名、東北地区2名、関東地区3名、中部地区2名、近畿地区3名、中国・四国地区2名、九州・沖縄地区2名）、実行委員代表4名（ナレッジベース実行委員、N/S高新聞実行委員、体験学習実行委員、バーチャルイベント実行委員各1名）
・地区代表

・実行委員代表（各実行委員内から選出）

※磁石祭…N/S高、N中等部の合同文化祭
　キャンフェス…通学コースの各キャンパスで行われる「キャンパスフェスティバル」の通称。出し物の企画・運営は全て生徒自身が行う。

【組織図】






【活動予算】1000万円
【主な決裁権限】学校生活に必要な追加の物品購買、同好会活動等への予算配分、卒業式へ招待するゲストの選定、文化祭の名称決定・ゲストの選定・追加企画の実施、学校生活におけるルールの制定・変更、特別授業・職業体験など課外授業の企画・実施
【ホームページ】https://nnn.ed.jp/about/seitokai/
【公式X（旧Twitter）】https://twitter.com/kdg_seitokai

■ N高グループ生徒会　主な活動実績　
※第1期、第2期は「N/S高生徒会」の名称で活動

・第1期生徒会　ものづくりコンテスト
生徒の発表の機会、活躍の場を広げるため、作品コンテストを実施。生徒会予算を活用して副賞を用意し、生徒の創作活動を支援しました。





・第2期生徒会　ウクライナ支援CEoW（Candle for the End of the War）プロジェクト
ウクライナ支援プロジェクトを展開する株式会社fainaと連携し、ウクライナをテーマにしたオリジナル漫画の作画担当者をN/S高内で募集、制作。作品は現地の子ども支援団体を通じてウクライナの子どもたちへ寄贈予定です。





メディア掲載：https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240221/2000082219.html

・第2期生徒会　磁石祭2024　協賛営業プロジェクト
N/S高・N中等部の合同文化祭「磁石祭」で、金銭問題の妥協をなくし生徒の可能性を広げるため、生徒会で学外営業部を立ち上げ、協賛営業を実施。7社から245万円の協賛金を獲得し、生徒実施企画に活用しました。





生徒会によるプレスリリース：https://nnn.ed.jp/news/blog/archives/338-d12ah/
※第2期生徒会では、生徒会役員自身がプレスリリースを作成し情報発信しました。

・第2期生徒会　日本生徒会大賞2024　特別賞受賞
優れた生徒会活動を行う個人・学校を表彰する一般社団法人生徒会活動支援協会主催の「日本生徒会大賞2024」の決選大会でN/S高生徒会の取り組みを発表、特別賞を受賞





日本生徒会大賞2024　審査結果
https://seitokai.jp/archives/10495
https://seitokai.jp/archives/10516

・第2期生徒会　活動報告生放送番組を実施
第2期生徒会役員が全員出演し、一年間の活動実績を紹介する番組を制作







◆学校法人角川ドワンゴ学園　N高等学校・S高等学校・R高等学校について◆
＜N高等学校 本校：沖縄県うるま市、校長：奥平博一／S高等学校 本校：茨城県つくば市、校長：吉井直子／R高等学校（2025年4月開校準備中） 本校：群馬県桐生市、校長：奥平博一＞
N高グループはインターネットと通信制高校の制度を活用した “ネットの高校”で、現在の生徒数は両校合わせて30,137名（2024年8月30日時点）。「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に合った新しい教育を実践しています。授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学べる高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、全国各地で行う職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコース、通学コース、オンライン通学コース、通学プログラミングコース、個別指導コースの5つのコースから選択できます。また、日々の学習は映像学習だけでなく、バーチャル技術を活用した体験型の学びを行うこともできます。
2016年のN高等学校開校後、2021年に2校目となるS高等学校を開校し、2025年4月に3校目となるR高等学校を開校準備中です。
Webサイト：https://nnn.ed.jp/　YouTube：https://www.youtube.com/@n_highschool
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