今年2024年12月、活動拠点をアメリカに移し、ハリウッドスターを目指すという、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさん(33)。
「めざまし8」の取材に、“一大決心”をした理由について話してくれました。
――なぜこのタイミングで決意を?
ゆりやんレトリィバァさん:
なんか恋愛と同じで、タイミングが…たまたま生まれたみたいな感じですかね。
私、もともとアメリカに住みたいとか、アメリカで働きたいって子供の頃に思っていて、「バックトゥザフューチャー」見て、アメリカに憧れていたんですよ。
幼少の頃からアメリカでの暮らしに憧れていたという、ゆりやんさん。しかし、選んだのは、お笑い芸人の道でした。
ゆりやんレトリィバァさん:
芸人になってから、「芸人って別にネタやるだけが仕事じゃなくて、何でも自分の好きなことを仕事にさせてもらえる仕事なんだ」って。だから、アメリカ行くのって諦めるべきことじゃなかったんだって。
再びアメリカへの夢を膨らませ、2019年、その思いを行動に移します。
アメリカの人気オーディション番組「America’s got Talent」への出演。
ゆりやんレトリィバァさん:
「America’s got Talent」に出させてもらって、なんか楽しかったんですけど、自分の言葉で笑ってもらえるようになりたいなと思って。1週間だけニューヨークに行ってスタンダップコメディやりに行こうと思って行ったんですね。
しかし、ニューヨークで挑戦したステージは、ほろ苦いものに。それでも…。
ゆりやんレトリィバァさん:
たとえ英語がどんなにできたとしても、現地のあるあるとか、住んでみないと伝わらないこととかいっぱいあるなと感じて。そのぐらいから、「私、そろそろアメリカに行く思いで生きていこう」って。
積み上げた“実績”と“自信”
ニューヨークでの経験を経て、「アメリカへ行く思いで」そう決意したゆりやんさん。しかし、1つだけやり残していたことがありました。
ゆりやんレトリィバァさん:
私、そうだ、R-1取るために芸人ずっとやってきていたんだって、我に返ったというか。アメリカ行きたいけど、行く前にこれやっとかなあかんわって。
ピン芸人がネタを競う番組「R-1グランプリ」で優勝したい。そんな思いを抱えて挑んだ2021年、見事、優勝を果たしました。
目標だったR-1での優勝。さらに、背中を押してくれたのは、「Netflix」で9月19日から世界配信される、ドラマ「極悪女王」です。
主役の悪役女子プロレスラーとして一世を風靡したダンプ松本さんを演じるために、40kgも体重を増やし、この作品に挑んだゆりやんさん。
ゆりやんレトリィバァさん:
当時のダンプさんの印象に近づけるために、肩は大きく強そうにならないといけないし、“前もも”もこうしてとか。めっちゃご飯もみんなで食べて、もう食べられないよ~って言いながら、涙流しながら食べたりとか。
アメリカ進出…もう始まっているどころか、もうアメリカがこっちに、“私進出”してきています。Netflixのロゴみたいに、アメリカがよってきた。
積み上げてきたキャリアの機が熟し、まさに今、海を渡るべきタイミングが来たのです。
インタビューの最後には、得意の英語で意気込みを語ってくれました。
ゆりやんレトリィバァさん:
いろいろとありがとうございます。日本の全ての人たちのおかげで、私はここにいて、アメリカや世界に行くことができます。みなさんに感謝しています。どうもありがとうございます、皆さんのおかげです。ハリウッドで会いましょう。
(『めざまし8』 2024年9月12日放送より)
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