シン・ヒョンビンとムン・サンミンが両手でハートマーク
抽選により選ばれた700人のドラマファンを招待し、行われた今回のイベント。主演のシン・ヒョンビンさんとムン・サンミンさんが登壇しました。
2人は、手をつなぎ、仲良くステージに登場。イベントはフォトタイムからスタート。手を振ったり、両手でハートマークを作ったり、時折見つめ合って微笑む姿はとても愛らしく、観客たちも早速笑顔に。
最初の挨拶では、シン・ヒョンビンさんが「日本語で(挨拶を)練習しましたが、うまくできるかわかりません」と前置きをしつつ「こんばんは。私はシン・ヒョンビンです。お会いできてうれしいです」と、きれいな発音の日本語を披露。
「こんなにもたくさんの方が客席を埋めてくださり、感謝していますし、不思議ですし、今とても緊張しています。仕事では初来日ですが、日本には、旅行で何度も来ています。数ヵ月前には北海道に行き、いろんな場所を訪れました」。
ムン・サンミンさんも、「こんにちは。ムン・サンミンです」と挨拶すると、手のひらに書いたカンペを見ながら日本語で「今日、みなさんにお会いできてうれしいです」とにっこり。
「イベントは初めてで、家族旅行で大阪に一度行ったことがあります。初めての東京をファンのみなさんと過ごすことができてとても幸せです」と感慨深い様子で語ると、その初々しい姿に、会場にはそこかしこから「かわいい!」という声が響きました。
放送前からW出演が話題となっていた2人。共演した感想を質問すると、シン・ヒョンビンさんは「一緒に撮影をして楽しかった記憶がたくさんあります。その楽しいという感情が作品からも感じられると思います。(ムン・サンミンさんは)私にとって、ありがたいパートナーです」とコメント。
ムン・サンミンさんも「僕は、ヒョンビンさんのファンで、作品をたくさん見てきました。ともに過ごす時間は新鮮でしたし、先輩としてリードをしてくださったおかげで、無事撮影を終えることができました」と先輩への感謝の意を伝えました。
キャラクターとのシンクロ率に質問が及ぶと、シン・ヒョンビンさんは「ユンソとのシンクロ率は40、50%くらいです。仕事が好きで情熱を持っているところ、責任感があるところ、そして食べるのが好きなのも似ています」と回答。
ムン・サンミンさんは「ロマンチストなのは、ジュウォンと同じですが、僕は財閥家の人ではないので」と答え、会場を笑いに包みました。
続いては、イベントのために編集された4つのダイジェスト映像を見て、それぞれのシーンについて語り合うコーナー。
ひとつ目の映像は第1話から。ユンソがジュウォンの母親から手切れ金をもらいジュウォンと別れることを約束するシーンと、ジュウォンが財閥の末息子であることを、ユンソが知ってしまうシーンが流れました。
「ユンソと同じような状況に置かれたらどうするか」と問われたシン・ヒョンビンさんは「私なら、お金を受け取るのも怖いと思いますし、別れると約束する自信がありません。別れようと言う言葉を口にできずに、ずっと一人で苦しみそうです。どうしてユンソは明確に結論を出したのか不思議でした」と本音をポロリ。
そんなシン・ヒョンビンさんに、ムン・サンミンさんは「僕は、ユンソが僕(ジュウォン)の母親に口座番号を渡すシーンはとてもがっかりしました。どうしてそんなことができるんですか?」と、すねたふりをすると、シン・ヒョンビンさんから「台本の1ページ目から書いてあったじゃないですか!出演を決める段階から知っていた事実なのに、今でもそんなこと言っているの?」と言われてしまい、撃沈。
“年上女性”と“年下男子”らしいやりとりは、まるでドラマの延長戦のようで思わずニンマリとしてしまう光景でした。
ふたつ目のVTRは、ジュウォンが恋に落ちた瞬間を描いた“居酒屋の飲み会”シーン。
ムン・サンミンさんが「撮影のとき、僕のコップを奪って一気飲みするヒョンビンさんが本当にかっこよくてときめきました」と当時を振り返ると、シン・ヒョンビンさんは「もともとは、椅子に座って『お酒を注いでください』というシーンでしたが、もう少しかっこよく見せたくて現場でアイデアを出しました」と、裏話を披露。
また「共演者はみんな仲が良く、撮影中もひまさえあれば、おしゃべりをしていました。監督に『静かにして。撮影中だよ』とよく言われていました。今でも、1話1話公開されるたびに一緒に話をしたり、会う約束もしています」と、共演者との交流エピソードも明かしました。
役作りについて話題が及ぶと、ムン・サンミンさんは「ジュウォンは年下男子ですが、あまりに子どもっぽくしたくないと思い、かわいらしさの中にも男らしさを見せようとしました。コミカルなシーンは雰囲気に任せました。ヒョンビンさんやユン・パク先輩といった共演者の助けもあり、うまく撮影をこなすことができました」と説明。
「新入社員から本部長に変わる過程を視聴者の方に納得させることが僕にとっての宿題でした。一回一回の展開が早かったので、どこに変化を与えればいいのか悩み、前髪をアップしたり、スーツを3ピーススーツに変えたりしました。本部長としてユンソの前に現れて宣戦布告するシーンは、特に演技的にも神経を使いました」と振り返りました。
また、「別れたくないのに別れなければいけない」という状況に陥ったユンソを演じたシン・ヒョンビンさんは「ユンソの言動を見ている方が納得してもらえるように、好きな感情と突き放す感情のバランスに気をつかった」と、演じるうえでの苦労を語りました。
続いて出てきた“食事”シーンについては「分量が多いため、何日にもわたって撮影しました。撮影をしたのに本編に入りきらなかったメニューもあります。食べるシーンは時間がかかるのですが、どれもおいしかったので楽しく撮影をしました」とシン・ヒョンビンさん。
カットされたシーンには、寿司や刺身を食べるシーンもあり、ムン・サンミンさんは「すごくおいしくて記憶に残っています」と語りました。
4つ目の映像は“酔った勢いで本音を吐いてしまうユンソにジュウォンがキスをする”シーン。
映像を見たムン・サンミンさんは、「ユンソの目を見たあとで唇に視線を落としてからキスをするタイミングで、なぜか僕の唇が動いていますね。なんで僕は口を動かしたんだろう」と不思議そうな顔。
トークの最後は、第4話以降の見どころについて。ムン・サンミンさんは「第4話に新たな登場人物が現れます。ミステリアスその人との三角関係、彼の登場により起こる事件、ジュウォンの嫉妬ポイントなどを見てほしいです」と説明。
シン・ヒョンビンさんは「第5話の序盤でダイナミックな展開があります。すべて終わったあとに、秘密の恋愛が周りにバレてしまった2人の関係がどうなるのか。どんなタイミングで、どうやって復縁するのかという部分を見ていただけると楽しいのではないかと思います」と語りました。
続いては、会場を訪れた観客の質問に答えたり、お願いを叶えたりする「なんでも聞いてください!Q&Aコーナー」。
「お互いのチャームポイントは?」という質問が選ばれると、ムン・サンミンさんがシン・ヒョンビンさんの目をじーっと見つめながら「笑うときに出るエクボがかわいい」とキラースマイル。
シン・ヒョンビンさんが「サンミンさんの魅力はうるうるした眼です」と返すと、ムン・ムンサンミンさんが「一つだけ?」と、わざとすねてみせました。
続いては、ムン・サンミンさんへ「(会場の)私たちに“チャギヤ(ベイビー)”と呼びかけて!」というお願い。
持ち前のローボイスで「チャギヤ」「チャギ」「チャギヤ」と三回囁くと、会場からは悲鳴のような歓声が響きました。
最後は、印象的なシーンを抽選で選ばれた観客とともに再現する企画が行われました。
一つ目のお題は、ジュウォンがユンソのもとに走って来てサンダルを差し出すというシーン。当選者がステージに上がると、ムン・サンミンさんは監督に変身し、当選者に「ステージの袖から息を切らして出て来てください」と難易度高めな(?)指示。
当選者が演技をすると、シン・ヒョンビンさんは「ときめいている感じが出ていて、とてもお上手でした」と絶賛しました。
次のお題は、ジュウォンが「かわいい。ユンソ」と言って、ユンソの頭をナデナデするシーン。
当選者を相手に演技をすることになったムン・サンミンさんは、セリフの“ユンソ”の部分を当選者の名前に替えて演じる神対応で、当選者だけでなく、観客たちをもときめかせました。
しかし、監督を担当したシン・ヒョンビンさんからは「当選者の方はとてもよかったです。でも、サンミンさんが少し残念でした。相手より自分に気を遣っていたようでした」とダメ出しが。
ムン・サンミンさんは「ベストを尽くしましたが、監督が気に入らなかったようなので(笑)、もう一度やりたいです」とリベンジを提案し、新たな観客をステージに上げると、今度はセリフの名前を変えるだけでなく、バックハグ!予定外の追加の演技披露に、おおいに盛り上がりました。
イベントの最後は、「貴重な時間を割いて私たちと時間を過ごしてくださり、ありがとうございます。みなさん、第4話までご覧いただいたと思いますが、この後のストーリーはもっともっと楽しいので期待してください。そして(評判を)周りの方にも伝えていただきたいです。どうぞ、みなさん最後まで楽しんでご覧ください」(シン・ヒョンビン)、「活動をする中で、初めての日本でのプロモーションをファンのみなさんと一緒に過ごせて幸せでした。最初にステージに出てきて、みなさんの顔を見たとき、こみあげてくるものがありました。とてもうれしかったです。また、みなさんに会いたいです。これからもたくさんの愛情を僕やヒョンビンさんに送ってください。またお会いしましょう」(ムン・サンミン)と、観客の方々にメッセージを送り、1時間半に及んだイベントを締めくくりました。
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